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映画『バックコーラスの歌姫たち』をDVD鑑賞 [映画]

ツタヤで3本のDVDをレンタル、
うち2本はジャック・ベッケル監督作品だったのですが
もう1本は『バックコーラスの歌姫たち』を借りました。

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実はこれがメイン、なにか音楽映画を観たくて
映画館では未見だったこれが目について。
観たかったんですよ、この映画。


結果から言えば、これは映画館で観るべきでしたね。
映像よりも音を、歌を大音量で聴くために。


有名ミュージシャンの名演を支えてきた
知られざる影の功労者たちにスポットライトをあてたことは、
音楽ファンにあらためてその素晴らしさを知らしめるとともに
なによりも彼女たちの人生にとって報われるものだったのでは
と、圧倒的な彼女たちの歌唱を見て・聴いて思いました。


出演者のなかでぼくの知っている人だと、
ストーンスの「ギミー・シェルター」で歌っていた
メリー・クレイトン

同じくストーンズの長年に渡るツアーメンバーで
こちらも「ギミー・シェルター」歌唱が圧巻な
リサ・フィッシャー

フィル・スペクターのもとで数々の名唱を吹き込んだ
ダーレン・ラブ

マイケル・ジャクソンの『THIS IS IT』でフィーチャーされていた
日系シンガーのジュディス・ヒル


それ以外の人たちも、とても素晴らしいです。
しかし、皆実力があるもののソロでは成功しなかったり
業界でうまく渡り歩けないために苦渋を飲んできたり。

音楽業界の厳しさをひしひしと伝えるエピソードが多いものの
それでも「歌うのが好き」という純粋な姿勢に心打たれます。


それにしても、彼女たちの仕事はハンパなく一流仕事ばかり。
実際に歌っている有名映画/映像のシーンが
数多く挿入されているのもこの映画の見所かも。

トーキング・ヘッズ『ストップ・メイキング・センス』や
ジョージ・ハリスン『バングラディシュ』や
ジョー・コッカー『マッド・ドッグス&イングリッシュメン』や
デヴィッド・ボウイ「ヤング・アメリカンズ」や
アイク&ティナ・ターナーやストーンズのライブ映像などなど...。
どの映像もあらためて見直したくなりますね。

とにかく、彼女たちに支えられた名曲がいかに多いかが
この映画を見ると分かります。



これから音楽聴くときは、バックコーラスの素晴らしさにも
注目して聴いていきたいものです。

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