XTC『スカイラーキング』国内LPレコード 28VB-1126 [中古レコード]
一年に何回かは必ず聴きたくなる、
XTCで一番好きなアルバム『スカイラーキング』。
国内盤中古レコードをゲットしました。
XTC / Skylarking
国内盤LPレコード 東芝EMI 28VB-1126
購入価格 1,550円 ※帯&ライナー付き
国内盤帯付きLP。昔に比べ帯にこだわりはなくなり
帯無しでも盤質が良く「安価」なことの方が最近の購入では重要。
歌詞&解説のインサート付き。
盤面はMint!嬉しいw
リムに"MFD BY TOSHIBA EMI LTD. IN JAPAN"
マト末尾は1S/1S。A面に「6-YZ」と刻印あり、どんな意味?
おちゃめなアンディさん。
XTCをはじめて聴いたのはこのアルバムからだと記憶しています。
1986年リリース時にはCDプレーヤーをまだ所有していなかったので
アナログ盤(つまり今回の盤と同じもの)を貸しレコードで借りて
カセットテープにダビングして聴いていたのではないかなぁ。
その後、初回ではない2回目プレスの国内盤CDを発売時に買って
さらにそのあとにUS盤LPを中古で買って聴いていましたが
相変わらずそのLPが見当たらないので、今回また買ってしまいました。
このアルバムはご存知トッド・ラングレンのプロデュースで
録音時からリリース後、そして現在までも両者に確執あるのは有名な話。
トッドの采配にアンディ・パートリッジはよほど我慢できなかったのかな。
そんな曰く付きのこのアルバム、なぜかApple Musicに登録がありませんが
アンディの意向によるものなのかは不明です。。
当時、ぼくのトッド・ラングレンへの認識はかなり浅かったので
同時代の英国バンドの新譜という意識で聴いたのだと思います。
その後、XTCの他のアルバムは断片的に中古レコードを買って聴き
このアルバム以降は新譜でCDを買って聴きました。
一方、トッドにはRhinoの再発(1987年頃)を契機にどっぷりハマり
特に『Faithful』『Deface The Music』『Runt』あたりはいまでも
超フェイバリットなアルバムです。
多くの人がそうだと思いますが、ビートルズが大好きな人なら
その影響下にあるトッド、そしてXTCの音楽も好きですよね。
その二組がタッグを組んだアルバムなので、これはたまらんです。
人間関係は壊れたかもしれないけど、ちゃんと完成させて
リリースもしてくれたのはつくづく良かったと思います。
それまでのXTCのアルバムからはパンク/ニューウェイヴっぽさ
(=当時の現在進行形)とともに硬質で頑固な英国らしさのようなものが
ビシビシと感じられるのですが(それはそれで素敵)、
このスカイラーキングには英国ポップらしさはそのままながら
もう少し柔らかい・時代性を超越したものを感じます。
やはり米国のビートルズ好き=トッドの音作りマジックなのかな。
アンディは納得していなくとも、浮遊感あるこのアルバムのサウンドは
XTCのディスコグラフィのなかでも独特な雰囲気をかもしだしていて
それが他のアルバムよりもぼくがズブズブと引きづりこまれる理由かも。
前後してXTCは変名の THE DUKES OF STRATOSPHEAR 名義にて
まるで1967年風なアッパーなサイケアルバムをリリースしていますが、
スカイラーキングにはそれとは違うまどろんだソフトサイケデリア感覚がある。
じっくりと何度も聴きたくなるサウンドなんです。
虫の音からジワジワとフェードインするイントロのA-1から
シームレスで繋がるA-2のスロー〜ミディアムのオープニングは
アンディ曲〜コリン曲のメドレーで、まるでJとPのよう。
A-3はコリン、A-4はアンディのメロディックな曲。
曲、コーラス、アレンジ、ドラム音、ベース・フレーズなどなど
いたるところにそこはかとなく中期ビートルズ・フレーバーを感じます。
そしてB-1にXTCで一番好きな曲「Earn Enough For Us」が。
これのためにアルバム何回買っても良い、と思える程に大好きな曲。
ラストの三拍子、何度聴いてもゾクゾクします。
さて、『スカイラーキング』には位相違いがあったとのことで
2010年にエラー修正版が限定アナログにてリリースされました。
位相の修正が聴覚上どれほど違いを感じられるのか興味深い。
ジャケットは1986年当時にVirginに拒否されたというオリジナルデザイン。
CDなら容易に手に入ります。
SKYLARKING
また、2016年にはCD付きの2LP・45回転・200g盤という
スペシャルなリマスター・アナログも出てますね。これ欲しい。
SKYLARKING / 2LP + CD [12 inch Analog]
XTC『スカイラーキング』は僕の生涯の20枚に入るであろう、
それくらいに大好きなアルバムなのでした♪
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XTCで一番好きなアルバム『スカイラーキング』。
国内盤中古レコードをゲットしました。
XTC / Skylarking
国内盤LPレコード 東芝EMI 28VB-1126
購入価格 1,550円 ※帯&ライナー付き
国内盤帯付きLP。昔に比べ帯にこだわりはなくなり
帯無しでも盤質が良く「安価」なことの方が最近の購入では重要。
歌詞&解説のインサート付き。
盤面はMint!嬉しいw
リムに"MFD BY TOSHIBA EMI LTD. IN JAPAN"
マト末尾は1S/1S。A面に「6-YZ」と刻印あり、どんな意味?
おちゃめなアンディさん。
XTCをはじめて聴いたのはこのアルバムからだと記憶しています。
1986年リリース時にはCDプレーヤーをまだ所有していなかったので
アナログ盤(つまり今回の盤と同じもの)を貸しレコードで借りて
カセットテープにダビングして聴いていたのではないかなぁ。
その後、初回ではない2回目プレスの国内盤CDを発売時に買って
さらにそのあとにUS盤LPを中古で買って聴いていましたが
相変わらずそのLPが見当たらないので、今回また買ってしまいました。
このアルバムはご存知トッド・ラングレンのプロデュースで
録音時からリリース後、そして現在までも両者に確執あるのは有名な話。
トッドの采配にアンディ・パートリッジはよほど我慢できなかったのかな。
そんな曰く付きのこのアルバム、なぜかApple Musicに登録がありませんが
アンディの意向によるものなのかは不明です。。
当時、ぼくのトッド・ラングレンへの認識はかなり浅かったので
同時代の英国バンドの新譜という意識で聴いたのだと思います。
その後、XTCの他のアルバムは断片的に中古レコードを買って聴き
このアルバム以降は新譜でCDを買って聴きました。
一方、トッドにはRhinoの再発(1987年頃)を契機にどっぷりハマり
特に『Faithful』『Deface The Music』『Runt』あたりはいまでも
超フェイバリットなアルバムです。
多くの人がそうだと思いますが、ビートルズが大好きな人なら
その影響下にあるトッド、そしてXTCの音楽も好きですよね。
その二組がタッグを組んだアルバムなので、これはたまらんです。
人間関係は壊れたかもしれないけど、ちゃんと完成させて
リリースもしてくれたのはつくづく良かったと思います。
それまでのXTCのアルバムからはパンク/ニューウェイヴっぽさ
(=当時の現在進行形)とともに硬質で頑固な英国らしさのようなものが
ビシビシと感じられるのですが(それはそれで素敵)、
このスカイラーキングには英国ポップらしさはそのままながら
もう少し柔らかい・時代性を超越したものを感じます。
やはり米国のビートルズ好き=トッドの音作りマジックなのかな。
アンディは納得していなくとも、浮遊感あるこのアルバムのサウンドは
XTCのディスコグラフィのなかでも独特な雰囲気をかもしだしていて
それが他のアルバムよりもぼくがズブズブと引きづりこまれる理由かも。
前後してXTCは変名の THE DUKES OF STRATOSPHEAR 名義にて
まるで1967年風なアッパーなサイケアルバムをリリースしていますが、
スカイラーキングにはそれとは違うまどろんだソフトサイケデリア感覚がある。
じっくりと何度も聴きたくなるサウンドなんです。
虫の音からジワジワとフェードインするイントロのA-1から
シームレスで繋がるA-2のスロー〜ミディアムのオープニングは
アンディ曲〜コリン曲のメドレーで、まるでJとPのよう。
A-3はコリン、A-4はアンディのメロディックな曲。
曲、コーラス、アレンジ、ドラム音、ベース・フレーズなどなど
いたるところにそこはかとなく中期ビートルズ・フレーバーを感じます。
そしてB-1にXTCで一番好きな曲「Earn Enough For Us」が。
これのためにアルバム何回買っても良い、と思える程に大好きな曲。
ラストの三拍子、何度聴いてもゾクゾクします。
さて、『スカイラーキング』には位相違いがあったとのことで
2010年にエラー修正版が限定アナログにてリリースされました。
位相の修正が聴覚上どれほど違いを感じられるのか興味深い。
ジャケットは1986年当時にVirginに拒否されたというオリジナルデザイン。
CDなら容易に手に入ります。
SKYLARKING
また、2016年にはCD付きの2LP・45回転・200g盤という
スペシャルなリマスター・アナログも出てますね。これ欲しい。
SKYLARKING / 2LP + CD [12 inch Analog]
XTC『スカイラーキング』は僕の生涯の20枚に入るであろう、
それくらいに大好きなアルバムなのでした♪
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私も、XTCのファンです!
XTCの変名バンド、デュークス・オブ・ストラトスフィアから入信しました(笑)
『Skylarking』ですが、オリジナルのアナログ・レコードは所有しておりませんが、CD数種、紙ジャケCD、エラー修正後のCD、エラー修正後の2枚組アナログ、CD付きの2枚組アナログ、CD+Blu-ray等、色々購入してきました。
中でも、スティーヴン・ウィルソンが2016年にリマスターした、5.1サラウンド・ミックスはとてもとても素晴らしいです!!
by Speakeasy (2017-09-30 20:43)
Speakeasyさん
XTCファン、それもかなりディープなんですね!
2枚組アナログとBlu-rayが気になってましたがBlu-rayのハードを持ってないので(汗)アナログは購入しようかと思ってます。
他のアルバムもデラックス仕様的なのが出ているようですね。
安い中古レコだけじゃなくリイシューにも目を向けたいですが、財布と相談ですね^^;
by slimchance (2017-10-01 03:03)
xtcのスカイラーキング、アナログ盤良いですよね。探してるんですがなかなか見つかりません。。。Apple Musicにはいつからかわからないんですが登録されてましたよ〜
by Londontown (2017-10-22 06:57)
Londontownさん
コメントありがとうございます!
Apple Musicいま調べたらありました、情報ありがとうございます。
アナログは新品のデラックス・エディション45回転2枚組でしたらHMVに現在在庫ありでしたよ。でも4,200円とお高いので、安く聴くならマメな中古探索になりますね〜。見つかるといいですね^^
by slimchance (2017-10-23 19:20)