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春のホール落語三昧 [笑芸]

RSD2018の収穫の話でも書こうかと思いつつ
もう5月の中旬になっちゃった。
RSDの件はまたゆっくり書きたいけど
狙っていたブツはおよそ当日の午前中に入手できました。
松原みきの12インチだけゲットできなかったかな。



今日はGWから昨日までに足を運んだ落語会のメモを。
三昧と書いたけど、2回だけですけどね。
4月30日に地元で立川志の輔、昨日は同じ市内で
柳家喬太郎・春風亭一之輔・桃月庵白酒の三人会。

まずは志の輔師の独り会。
と言いつつも、弟子の前座さんと中入り後の演芸があり
師匠は新作と古典の二席です。

演目。

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オリジナル新作の「ハナコ」は以前にも聴いたことあったかな。
良くも悪くも日本人的な「あらかじめ」がテーマ。
責任逃れの先手打ちの話は自嘲も込めて笑えました。

志の輔師匠の新作は身近な話題でホントに面白いけど
一方で古典はさすが名人、じっくり味わえますね。
独り会で両方堪能できるのは贅沢で嬉しいです。

なかなかチケットが取れないので数年ぶりの志の輔落語でしたが
また頑張ってチケット取ろう、と思いました〜。



昨日の喬太郎・一之輔・白酒の三人会、
ちょっとピンボケですけど演目です。

IMG_0638.JPG

白酒さんは名前はずっと気になっていたけどお初でした。
ちょっと太めの体格らしいキャラクターで親しみやすい芸風。
演目もキャラに合ってました。今度は寄席で見たいね。

一之輔さんは今年2回目、ここ数年で一番足を運んでいる
お気に入りの噺家さんですが、世間的にはもう若手No.1なのかな。
昨日は先輩にはさまれていつもよりラフではっちゃけた印象。
脱線も楽しく、こういう高座もまた見てみたいです。

そして喬太郎師。10年前くらいに喬太郎さんはよく観たなぁ。
久しぶりでしたが、やっぱり面白いよ喬太郎!
特に枕は爆笑で、そのまま新作に突入と思いきやまさかの古典へ。
あいかわらず師匠の演じる女は色っぽくてピカイチです。
もっと喬太郎観るぞ、と誓ったトリ演目でありました。



しかし落語はいいですなぁ。
音楽ライブも演劇も今はチケットが高額で気楽に行けないけど
落語なら人間国宝でも5000円以下で観られるもんね。

音楽ライブの興奮や演劇の感動とはまた違う気楽なエンタテインメント、
でも奥に「人間ってしょうがないねぇ」という業の肯定(c. 談志)。
気楽にボチボチ生きていこうと思わせてくれる、これぞ大衆芸能。
今年後半もできるかぎり落語観に行くぞー。


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