ぼくは毎日レコードのことばかり考えて暮らしている
https://rockslim.blog.ss-blog.jp/
アナログレコード、CD、映画、音楽本&雑誌、サブカルチャー、落語と笑芸、アートのことなど。
slimchance
2020-04-28T02:39:10+09:00
ja
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STEVE MILLER BAND "RECALL THE BEGINNING ... A JOURNEY FROM EDEN"
https://rockslim.blog.ss-blog.jp/2020-04-25-1
久々にレコードの話を書きたいなと思ったんだけど、コロナの影響で都会には出てないしそもそもユニオンもやってない。ああー、早く普通に中古レコード漁りに行きたい。で、一番最近買ったレコは何だったかと調べてみたら、3月12日に買ったスティーヴ・ミラー・バンドでした。STEVE MILLER BAND "RECALL THE BEGINNING ... A JOURNEY FROM EDEN"レコードユニオン新宿にてCapitol SMAS-11022 (US) 750円ジャケット。見開き3面特殊ジャケ。レコの出し入れはトップオープン。裏ジャケ。Side 1 (matrix : 1-11022-F-3- 1)Side 2 (matrix : 2-11022-F-1- 1 ✲)スティーヴ・ミラー・バンドという名前はもちろん昔から知っていたけれど、ほとんど音源は聴いたことなくてレコードも一枚も持っていなかった。80年代のヒット「アブラカダブラ」はリアルタイムで知ってたけど、あか抜けない80年代作のジャケット・デザインもあいまって「どうせ産業ロックだな」くらいの認識が長いこと続いていて(かつて産業ロックと言われた盤も今は普通に聴けてなかなか良いけどね)。近年になってから60年代にはボズ・スキャッグスが在籍していたとか、ポール・マッカートニーがバックトラック作った曲があったりという断片的な情報も入ってきて、少しづつ興味はわいていた。さらに昨年あたりから名前は知っているけど聴いたことないバンドの格安盤などあればコツコツ買っていて。そんななかで出会った一枚がこれ。1972年作、ディスコグラフィを見ると7枚目みたいだ。サンフランシスコから出てきて60年代はフィルモアなんかでもよくライブやってたというのもなんとなく知っていたので、なにかしら好きな音があるのではないかと推測。買う前に裏ジャケのデータをチェックすると、プロデュースがBen Sidran、ギターのクレジットにJesse Davisとあるが、これはジェシ・エド・デイヴィスのことかな。ドラムスにJim Keltner、さらにストリングスとホーン・アレンジでNick DeCaroの名前が。あと、裏ジャケトップに"this album dedicated to mahalia jackson and junior parker"とある。これらクレジットで期待がふくらみます。一応U..
中古レコード
slimchance
2020-04-28T02:39:10+09:00
で、一番最近買ったレコは何だったかと調べてみたら、3月12日に買ったスティーヴ・ミラー・バンドでした。
STEVE MILLER BAND
"RECALL THE BEGINNING ... A JOURNEY FROM EDEN"
レコードユニオン新宿にて
Capitol SMAS-11022 (US) 750円
ジャケット。
見開き3面特殊ジャケ。レコの出し入れはトップオープン。
裏ジャケ。
Side 1 (matrix : 1-11022-F-3- 1)
Side 2 (matrix : 2-11022-F-1- 1 ✲)
スティーヴ・ミラー・バンドという名前はもちろん昔から知っていたけれど、ほとんど音源は聴いたことなくてレコードも一枚も持っていなかった。80年代のヒット「アブラカダブラ」はリアルタイムで知ってたけど、あか抜けない80年代作のジャケット・デザインもあいまって「どうせ産業ロックだな」くらいの認識が長いこと続いていて(かつて産業ロックと言われた盤も今は普通に聴けてなかなか良いけどね)。近年になってから60年代にはボズ・スキャッグスが在籍していたとか、ポール・マッカートニーがバックトラック作った曲があったりという断片的な情報も入ってきて、少しづつ興味はわいていた。
さらに昨年あたりから名前は知っているけど聴いたことないバンドの格安盤などあればコツコツ買っていて。そんななかで出会った一枚がこれ。1972年作、ディスコグラフィを見ると7枚目みたいだ。
サンフランシスコから出てきて60年代はフィルモアなんかでもよくライブやってたというのもなんとなく知っていたので、なにかしら好きな音があるのではないかと推測。買う前に裏ジャケのデータをチェックすると、プロデュースがBen Sidran、ギターのクレジットにJesse Davisとあるが、これはジェシ・エド・デイヴィスのことかな。ドラムスにJim Keltner、さらにストリングスとホーン・アレンジでNick DeCaroの名前が。あと、裏ジャケトップに"this album dedicated to mahalia jackson and junior parker"とある。これらクレジットで期待がふくらみます。一応USオリジナル盤で750円だったので買ってみましたよ。値段からしてあまり人気はないみたいだけどね。
肝心の音はどうでしょうか。A1はソウル〜スワンプ・レビューのオープニングのようなインスト曲。A2はユルい女性コーラスも入ったオールディースっぽい曲で、なんか気が抜ける。A3はアコースティックでブルージーな曲、スライド・ギターはジェシかな。ちょっとオールマンの「ミッドナイト・ライダー」っぽい感じ。A4は少しファンキーなブルース・ロック。タジ・マハールとかがやってそう。A3〜4の流れはスワンプっぽくて好き。A5はいかにもシスコのバンドなカントリー・ロック。A6はアップテンポでこれも初期タジ・マハールっぽい曲調。B面はストリングスの入ったスローな曲もありサイケ〜アシッドっぽい雰囲気。ちょっと前時代的な音だ。
全体に、1972年作にしてはモワっとしたアシッド感があり60年代末期を引きずった印象。ボーカルも押しが弱くて漂っている感じなのでそれも一因かも。でも、60年代後半の西海岸のダルな雰囲気が好きであれば結構スルメ的な、聴けば聴くほど味わい深いアルバムかも、と思いました。
スティーヴ・ミラー・バンドはこのすぐあとの1973年に『The Joker』アルバムを発表。タイトル曲はヒットしたみたいだし、このアルバムは一変してかなりタイトなアメリカン・ロックで聴きやすく(Apple Musicでチェックしました)、72年と73年の間にバンドの方向性の変化があったのかも。今の自分には70年代的にモダンな音像で曲もポップ目な『The Joker』の方が好みかな。US盤が500円以下であったらぜひ買ってレコードで味わいたい。そしてスティーヴ・ミラー・バンドは機会あれば他作もいろいろ掘ってみよう。
それにしても、早く気軽にレコードを買いに行ける世界になって欲しいものです。
エデンからの旅(紙ジャケット仕様)
ジョーカー(紙ジャケット仕様)
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コロナ禍のなか、ローリング・ストーンズが新曲発表
https://rockslim.blog.ss-blog.jp/2020-04-25
昨年末に更新して以来、今年初の投稿です。この数ヶ月の間にコロナで世の中とんでもないことになってしまって仕事関連も大変な状況につきブログのこともすっかり忘れていました。まだまだ厳しい状況は続きそうで悩ましい毎日ですがたまにはサブスクで思い出したように音楽は流してます。主にラジオやTwitterで聴いたり知ったりした音源をあらためてApple Musicで聴いてプレイリストに追加したり。集中してレコード聴く気力はいまはないですが自分にとっての新しい音楽は刺激になったり気休めになりますな。そんななか、なんとローリング・ストーンズが新曲を発表。1年前に録音されたという新曲「Living In A Ghost Town」はロックダウンされた今の状況と共鳴するということで昨日に急遽配信開始、すでにitunesチャートでは20カ国で1位を記録したそうです。マイナー調のストーンズ流アーバン・ブルースといった感じでレゲエ的な裏打ちリズムの味付けもさりげなくきいてます。派手な曲ではないけど、聴くたびに味わい深いですねー。ちょっと先にはフィジカル商品もリリース予定。5月29日にCDシングル、6月26日にはアナログ10inchもリリースです。Rolling Stones ローリングストーンズ / Living In A Ghost Town (10inch)一般流通盤はオレンジ・ヴァイナル、ユニバーサル・ストア限定盤はパープル・ヴァイナルだそう。カップリング曲のアナウンスはないけどもしかしたら1曲のみ収録かもしれませんね(前作10inchがそうだった)。先日はレディー・ガガがキュレートした『One World : Together At Home』にもチャリティー出演してリモートで4人が「無情の世界」やったのもよかった。ここへきてまたストーンズの存在感が増してきて嬉しいかぎりです。作業進めていよいよニュー・アルバムも近いかも?
洋楽ロック
slimchance
2020-04-25T17:35:18+09:00
この数ヶ月の間にコロナで世の中とんでもないことになってしまって
仕事関連も大変な状況につきブログのこともすっかり忘れていました。
まだまだ厳しい状況は続きそうで悩ましい毎日ですが
たまにはサブスクで思い出したように音楽は流してます。
主にラジオやTwitterで聴いたり知ったりした音源を
あらためてApple Musicで聴いてプレイリストに追加したり。
集中してレコード聴く気力はいまはないですが
自分にとっての新しい音楽は刺激になったり気休めになりますな。
そんななか、なんとローリング・ストーンズが新曲を発表。
1年前に録音されたという新曲「Living In A Ghost Town」 は
ロックダウンされた今の状況と共鳴するということで昨日に急遽配信開始、
すでにitunesチャートでは20カ国で1位を記録したそうです。
VIDEO
マイナー調のストーンズ流アーバン・ブルースといった感じで
レゲエ的な裏打ちリズムの味付けもさりげなくきいてます。
派手な曲ではないけど、聴くたびに味わい深いですねー。
ちょっと先にはフィジカル商品もリリース予定。
5月29日にCDシングル、6月26日にはアナログ10inchもリリースです。
Rolling Stones ローリングストーンズ / Living In A Ghost Town (10inch)
一般流通盤はオレンジ・ヴァイナル、ユニバーサル・ストア限定盤は
パープル・ヴァイナルだそう。カップリング曲のアナウンスはないけど
もしかしたら1曲のみ収録かもしれませんね(前作10inchがそうだった)。
先日はレディー・ガガがキュレートした『One World : Together At Home』にも
チャリティー出演してリモートで4人が「無情の世界」やったのもよかった。
ここへきてまたストーンズの存在感が増してきて嬉しいかぎりです。
作業進めていよいよニュー・アルバムも近いかも?
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アーサー・アレキサンダーで和む年末
https://rockslim.blog.ss-blog.jp/2019-12-21
なかなかブログ更新できず、毎度のことですが気づいたらもう年末だー。長年音楽聴いてきてもまだまだまだまだ知らない曲やアルバムやアーティストは山のようにあって、今年も新しい音楽との出会いはたくさんありました。相変わらず街に出ればレコードはちょこちょこ買っていたけど、CDはレコードで入手困難な音源とストリーミングにない曲収録盤以外は少しづつ処分したりもしています。いよいよレコードとストリーミング(自分はApple Music)が音楽鑑賞のメインになってきた2019年でした。未知の音楽にどうやって出会うかといえば、今年はラジオが多かったかな。radikoのおかげで聴きたい番組はチェックできているけど、聴取可能期間が一週間だけなので追うには結構大変。音楽以外の番組も結構聴いているので毎日ラジオかけっぱなしで一日が終わっちゃう。。音楽関連でどんな番組を聴いているかというと、・山下達郎サンデーソングブック(TOKYO FM)・桑田佳祐のやさしい夜遊び(TOKYO FM)・細野晴臣 Daisy Holiday(Inter FM)・ピーター・バラカン Barakan Beat(Inter FM)・アフター6ジャンクション(TBSラジオ)・オーディナリー・ミュージック(TBSラジオ)・宮治淳一のラジオ名盤アワー(ラジオ日本)・THE BEATLES 10(ラジオ日本).... と、こんな感じです。オールドロック、ソウル、オールディーズは「ラジオ名盤アワー」「Barakan Beat」で。ジャンルレスで思わぬ出会いがあるのは「オーディナリー・ミュージック」。平日毎日やってる「アフター6ジャンクション」は洋邦の最新の音楽情報が知れるし音楽以外のカルチャー(映画・マンガ・美術展など)の情報収集にもかかせない。このへんの番組はradikoでの試聴をオススメできます。そんななか、先日の「ラジオ名盤アワー」リクエスト特集で新たに知れたのがアーサー・アレキサンダー(Arthur Alexander)の"Where Have You Been"という曲。アーサー・アレキサンダーはもちろんビートルズ "Anna" やストーンズ "You Better Move On" のオリジネイターとして認識はあったものの、レコードやCDは持っていなくてそれらの曲以外はあまり知らなかった。この"Where Have You Been"、メロディのめちゃくちゃいい曲..
ブラックミュージック
slimchance
2019-12-21T15:58:58+09:00
長年音楽聴いてきてもまだまだまだまだ知らない曲やアルバムやアーティストは山のようにあって、今年も新しい音楽との出会いはたくさんありました。相変わらず街に出ればレコードはちょこちょこ買っていたけど、CDはレコードで入手困難な音源とストリーミングにない曲収録盤以外は少しづつ処分したりもしています。いよいよレコードとストリーミング(自分はApple Music)が音楽鑑賞のメインになってきた2019年でした。
未知の音楽にどうやって出会うかといえば、今年はラジオが多かったかな。radikoのおかげで聴きたい番組はチェックできているけど、聴取可能期間が一週間だけなので追うには結構大変。音楽以外の番組も結構聴いているので毎日ラジオかけっぱなしで一日が終わっちゃう。。
音楽関連でどんな番組を聴いているかというと、
・山下達郎サンデーソングブック(TOKYO FM)
・桑田佳祐のやさしい夜遊び(TOKYO FM)
・細野晴臣 Daisy Holiday(Inter FM)
・ピーター・バラカン Barakan Beat(Inter FM)
・アフター6ジャンクション(TBSラジオ)
・オーディナリー・ミュージック(TBSラジオ)
・宮治淳一のラジオ名盤アワー(ラジオ日本)
・THE BEATLES 10(ラジオ日本)
.... と、こんな感じです。
オールドロック、ソウル、オールディーズは「ラジオ名盤アワー」「Barakan Beat」で。ジャンルレスで思わぬ出会いがあるのは「オーディナリー・ミュージック」。平日毎日やってる「アフター6ジャンクション」は洋邦の最新の音楽情報が知れるし音楽以外のカルチャー(映画・マンガ・美術展など)の情報収集にもかかせない。このへんの番組はradikoでの試聴をオススメできます。
そんななか、先日の「ラジオ名盤アワー」リクエスト特集で新たに知れたのがアーサー・アレキサンダー(Arthur Alexander) の"Where Have You Been" という曲。アーサー・アレキサンダーはもちろんビートルズ "Anna" やストーンズ "You Better Move On" のオリジネイターとして認識はあったものの、レコードやCDは持っていなくてそれらの曲以外はあまり知らなかった。この"Where Have You Been"、メロディのめちゃくちゃいい曲でかなりグっときちゃいました。
しかし、はじめて聴いたわりにどこかで聴いたことあるような既知感がありまして。それはラジオの解説ですぐに分かったんですけど、大滝詠一「恋するカレン」のサビがこの曲のサビからかなり大きくインスピレーションを受けているのだな、ということ(聴けばすぐ分かる)。これって実は『ロング・バケーション』発売当初から有名な話だったのかもしれないけど、僕はぜんぜん知りませんでした。ホントに、知らないことってまだまだたくさんありますね。
あまりにいい曲だったのでApple Musicでアーサー・アレキサンダーのベスト盤を聴いたのですが、他の曲もいい曲目白押し。ソウルっぽい暑苦しさや押しの強さがなく、声もソフトめでメロディの立つ曲が多い。ちょうどクリスマス・シーズンのこの時期にストリーミングでかけっぱなしにしていてちょうどいい、暖かいナイスなオールディーズで超気に入りました。
この"Where Have You Been"の他のカバーはあるかなと少し調べたところ、ジーン・ヴィンセントとジェリー&ザ・ペースメーカーズのが見つかりました。ジーン・ヴィンセントのはイマイチでしたが、ジェリー&ザ・ペースメーカーズのはより曲の良さが際立っていてオリジナルより好きかも。
そしてなんと、ビートルズもこの曲をやっていた!うーん、40年以上ビートルズ聴いてきて知らなかったとは不覚であります。ハンブルグのスタークラブのライブ音源でビートルズ・ヴァージョンは残されていました。あらためてビートルズ初期の選曲眼にはうならされます。実はレコード持ってるよ、ちゃんと聴いてなかっただけだな。。
アーサー・アレキサンダーは1972年にワーナー・ブラザーズからアルバムを出していて(生涯のアルバム・リリースは3枚だけらしい)、ナッシュビル録音&マッスルショールズ人脈の演奏とくれば、これも悪いはずがない。Apple Musicで聴いたらスワンプ風味のポップソウルが最高で、また探すべきレコードが一枚増えたのでした。
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カーラ・ボノフ来日公演@ビルボードライブ東京
https://rockslim.blog.ss-blog.jp/2019-09-05
9月2日、カーラ・ボノフの来日公演に行ってきました。場所は六本木ミッドタウンのビルボードライブ東京。最近のお出かけは映画や落語ばかりだったので今回は今年初のライブ鑑賞、そしてこの会場もお初でした。ステージの裏がカラス張りで景色が見える!(演奏時にはカーテンで閉まりました) 全体に高級でオシャレな空間で場末のライブハウスとは対極のハイソ感、Tシャツとジーンズだとちょっと気が引ける雰囲気も。その分、ドリンクや料理がかなりお高め設定でしたなぁ。さて、カーラ・ボノフさんですが、僕は熱心なファンというわけではないものの、J.D.サウザーとともに70年代終わりに大ヒットしたアルバム『ささやく夜(Restless Nights)』は当時から現在までよく聴いたし(学生時代のバンドでコピーもしたな)、近年にあらためてレコードで入手した1stアルバムもお気に入りの一枚。声も好きだしいい曲書くしってことで、好きなアーティストのひとり。一回くらいは生で歌を聴きたいということで、チケットを取ってみましたよ。当日まで最近の姿や声を動画とかでもぜんぜんチェックしてなかったんですけど、年齢相応ながらも印象には変化を感じない凛々しい佇まいでした。そして、歌声も健在で嬉しい限り。裏声がほんの少しだけ出切ってなかったようですが、ほぼレコードで聴いている「あの声」そのままで。しみじみと嬉しく生声を噛み締めて聴きました。ピアノ弾き語りだけを想像してたんですけど生ギターの弾き語りも半分くらいありました。ライブは全編に女性のサポート・ギタリストがいたんですが、主人公の歌と演奏に寄り添った彼女の演奏も素晴らしかったです。2部入れ替え公演ということで初日の1部に行ったんですが、演奏時間はアンコールの2曲含めて80分程度。ちょっと短いかなという気もしないでもなかったですが、聴きたい曲はほぼまんべんなくやってくれたのでダラダラ長いよりはムダなく集中できました。MCからサラっとはじまったLose Againにひとり涙目になった六本木の夜でありました。ポップで捨て曲なしの名盤2ndアルバム泣ける名曲「Lose Again」収録の1stアルバム
音楽ライブ
slimchance
2019-09-05T22:16:41+09:00
ステージの裏がカラス張りで景色が見える!(演奏時にはカーテンで閉まりました) 全体に高級でオシャレな空間で場末のライブハウスとは対極のハイソ感、Tシャツとジーンズだとちょっと気が引ける雰囲気も。その分、ドリンクや料理がかなりお高め設定でしたなぁ。
さて、カーラ・ボノフさんですが、僕は熱心なファンというわけではないものの、J.D.サウザーとともに70年代終わりに大ヒットしたアルバム『ささやく夜(Restless Nights)』は当時から現在までよく聴いたし(学生時代のバンドでコピーもしたな)、近年にあらためてレコードで入手した1stアルバムもお気に入りの一枚。声も好きだしいい曲書くしってことで、好きなアーティストのひとり。一回くらいは生で歌を聴きたいということで、チケットを取ってみましたよ。
当日まで最近の姿や声を動画とかでもぜんぜんチェックしてなかったんですけど、年齢相応ながらも印象には変化を感じない凛々しい佇まいでした。そして、歌声も健在で嬉しい限り。裏声がほんの少しだけ出切ってなかったようですが、ほぼレコードで聴いている「あの声」そのままで。しみじみと嬉しく生声を噛み締めて聴きました。ピアノ弾き語りだけを想像してたんですけど生ギターの弾き語りも半分くらいありました。ライブは全編に女性のサポート・ギタリストがいたんですが、主人公の歌と演奏に寄り添った彼女の演奏も素晴らしかったです。
2部入れ替え公演ということで初日の1部に行ったんですが、演奏時間はアンコールの2曲含めて80分程度。ちょっと短いかなという気もしないでもなかったですが、聴きたい曲はほぼまんべんなくやってくれたのでダラダラ長いよりはムダなく集中できました。MCからサラっとはじまったLose Againにひとり涙目になった六本木の夜でありました。
ポップで捨て曲なしの名盤2ndアルバム
泣ける名曲「Lose Again」収録の1stアルバム
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NHK-FMの1969年音楽特集番組『-1969- 黄金の夜明け』
https://rockslim.blog.ss-blog.jp/2019-08-28
先週のことですが、平日の5日間に渡り1969年の音楽を特集した特別番組が放送されました。ホストは萩原健太さんで毎日日替わりのゲストも加わり1969年の世相と各ジャンルの音楽を振り返ったもの。これはウッドストック50周年の区切りもあっての特集だったのかなと思われます。このブログで全回はちょうどウッドストックの映画を観た記事を書いてタイミングもピッタリだったので、このラジオ番組を全回聴いてみました。第1回「ロックの進化と原点回帰」はおおまかな時代背景と時代の代表曲をオンエア。ZEP、ディラン、ストーンズ、ビートルズなど内容的にはよくある感じのもの。第2回はウッドストック特集でゲストはグリム・スパンキーの松尾レミさん。第3回はソウル特集でゲストは田島貴男さん。で、注目だったのが第4回「多様化する音楽シーン」と第5回「日本の音楽シーン」でした。第4回のゲストは湯浅学さんでしたが、この日は番組冒頭から二人の対談方式でメインストリームから外れた1969年シーンを振り返るもの。これがとても良かった!夕方のNHKでかかったのがクリムゾンの宮殿、キャプテン・ビーフハート、シルバー・アップルズ、マイルスの「イン・ア・サイレント・ウェイ」、ブリジット・フォンテーヌ、ブーガルーのジョー・バターンですよ。なかなかラジオで聴けない音楽がオンエアされて、しかも件のお二人の解説も楽しい。思わずジョー・バターンのレコをポチっちゃいました。いやー、最高な内容でした♪そして最後の第5回はゲストが小坂忠さん。健太氏との対談ではフローラル時代からエイプリル・フール、ミュージカル「ヘアー」、そして松本隆・細野晴臣両氏との関係など1969年前後のエピソードが聴けて貴重な内容でしたね。全回ともNHKのラジオアプリ「らじるらじる」で放送から一週間以内なら何度でも聴けます。ぼくはリアルタイム含め第4回と第5回は3回づつ聴いちゃった。今日は水曜日なので聴けるのはあと3回分。それでも第4回と第5回はまだ聴けるぞ。興味ある人は急いでね。
ラジオ
slimchance
2019-08-28T12:23:21+09:00
ホストは萩原健太さんで毎日日替わりのゲストも加わり1969年の世相と各ジャンルの音楽を振り返ったもの。これはウッドストック50周年の区切りもあっての特集だったのかなと思われます。このブログで全回はちょうどウッドストックの映画を観た記事を書いてタイミングもピッタリだったので、このラジオ番組を全回聴いてみました。
第1回「ロックの進化と原点回帰」はおおまかな時代背景と時代の代表曲をオンエア。ZEP、ディラン、ストーンズ、ビートルズなど内容的にはよくある感じのもの。第2回はウッドストック特集でゲストはグリム・スパンキーの松尾レミさん。第3回はソウル特集でゲストは田島貴男さん。で、注目だったのが第4回「多様化する音楽シーン」と第5回「日本の音楽シーン」でした。
第4回のゲストは湯浅学さんでしたが、この日は番組冒頭から二人の対談方式でメインストリームから外れた1969年シーンを振り返るもの。これがとても良かった!夕方のNHKでかかったのがクリムゾンの宮殿、キャプテン・ビーフハート、シルバー・アップルズ、マイルスの「イン・ア・サイレント・ウェイ」、ブリジット・フォンテーヌ、ブーガルーのジョー・バターンですよ。なかなかラジオで聴けない音楽がオンエアされて、しかも件のお二人の解説も楽しい。思わずジョー・バターンのレコをポチっちゃいました。いやー、最高な内容でした♪
そして最後の第5回はゲストが小坂忠さん。健太氏との対談ではフローラル時代からエイプリル・フール、ミュージカル「ヘアー」、そして松本隆・細野晴臣両氏との関係など1969年前後のエピソードが聴けて貴重な内容でしたね。
全回ともNHKのラジオアプリ「らじるらじる」で放送から一週間以内なら何度でも聴けます。ぼくはリアルタイム含め第4回と第5回は3回づつ聴いちゃった。今日は水曜日なので聴けるのはあと3回分。それでも第4回と第5回はまだ聴けるぞ。興味ある人は急いでね。
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映画『ウッドストック』ディレクターズカット@立川シネマシティ
https://rockslim.blog.ss-blog.jp/2019-08-18
今年2回目の更新。ブログだいぶサボってます。。相変わらずレコードはボチボチ買ってますが、最近はeBayで7インチをまとめ買いするのにハマりまして。60年代UKのオリジナル・モノ盤シングルがかなり安く手に入るので、ビートルズからはじまって他のブリティッシュ・ビートやキンクス、ザ・フー、その他諸々の60-70年代シングル収集にハマり中。また、昨年秋くらいからは数十年ぶりに映画熱が再燃しまして、今年に入ってからもマメに映画館に通っています。新作よりは未見の旧作や学生時代に見たお気に入り映画を名画座や特集上映で観る方が多いかな。ビクトル・エリセ『ミチバチのささやき』『エル・スール』、ヴェンダース『パリ・デキサス』、トッド・ブラウニング『フリークス』など生涯のフェイバリット・ムービーから、お初のホドロフスキー『サンタ・サングレ』、ブラジル映画『大地の時代』、美輪明宏の『黒蜥蜴』、音楽がらみだと『ノーザン・ソウル』(これは良かったネ!)、スリッツの伝記映画、日本映画だと『主戦場』『岬の兄妹』『素敵なダイナマイトスキャンダル』などなど。見たい映画で見逃したものも多いけど、日々チェックしていると意外にも様々な旧作が上映されているのが分かりました。特に、早稲田松竹と国立映画アーカイブのプログラムは見逃せないものばかりで今後もお世話になりそうです。そんななか、昨日は一日限りの上映だった『ウッドストック』を見に立川シネマシティまで遠征してきました。夏のレジャーも特にない日常なので、これが僕の今年の夏のトピックです(汗)今回の上映はディレクターズカット版のブルーレイ上映とのことでした。4時間くらいの長丁場で途中でインターミッションも入りました。上映前には立川直樹さんとダイノジ大谷さんのトークイベントもあり。立川直樹といえば70年代にビートルズを聴き始めた頃から雑誌記事やロック関連本などでお世話になった自分の世代にとっては伝説のロック語り部でもあるので、貴重な機会というのもあって立川まで足を運んだ次第です。立川さんからはオフレコならではのサンタナ来日時のエピソードなど他では聞けない話もあり面白かったなぁ。映画本編は、映像に関しては映画館用のレストア版ではないのでそれなりの品質ではありましたが、それを補って余ある爆音音響はさすがの立川シネマシティ。大迫力の音で名場面の数々を堪能できましたね。だいたい『ウッドストック』をはじめて観たのは確か1..
映画
slimchance
2019-08-18T14:01:24+09:00
相変わらずレコードはボチボチ買ってますが、最近はeBayで7インチをまとめ買いするのにハマりまして。60年代UKのオリジナル・モノ盤シングルがかなり安く手に入るので、ビートルズからはじまって他のブリティッシュ・ビートやキンクス、ザ・フー、その他諸々の60-70年代シングル収集にハマり中。
また、昨年秋くらいからは数十年ぶりに映画熱が再燃しまして、今年に入ってからもマメに映画館に通っています。新作よりは未見の旧作や学生時代に見たお気に入り映画を名画座や特集上映で観る方が多いかな。ビクトル・エリセ『ミチバチのささやき』『エル・スール』、ヴェンダース『パリ・デキサス』、トッド・ブラウニング『フリークス』など生涯のフェイバリット・ムービーから、お初のホドロフスキー『サンタ・サングレ』、ブラジル映画『大地の時代』、美輪明宏の『黒蜥蜴』、音楽がらみだと『ノーザン・ソウル』(これは良かったネ!)、スリッツの伝記映画、日本映画だと『主戦場』『岬の兄妹』『素敵なダイナマイトスキャンダル』などなど。見たい映画で見逃したものも多いけど、日々チェックしていると意外にも様々な旧作が上映されているのが分かりました。特に、早稲田松竹と国立映画アーカイブのプログラムは見逃せないものばかりで今後もお世話になりそうです。
そんななか、昨日は一日限りの上映だった『ウッドストック』を見に立川シネマシティまで遠征してきました。夏のレジャーも特にない日常なので、これが僕の今年の夏のトピックです(汗)
今回の上映はディレクターズカット版のブルーレイ上映とのことでした。4時間くらいの長丁場で途中でインターミッションも入りました。上映前には立川直樹さんとダイノジ大谷さんのトークイベントもあり。立川直樹といえば70年代にビートルズを聴き始めた頃から雑誌記事やロック関連本などでお世話になった自分の世代にとっては伝説のロック語り部でもあるので、貴重な機会というのもあって立川まで足を運んだ次第です。
立川さんからはオフレコならではのサンタナ来日時のエピソードなど他では聞けない話もあり面白かったなぁ。映画本編は、映像に関しては映画館用のレストア版ではないのでそれなりの品質ではありましたが、それを補って余ある爆音音響はさすがの立川シネマシティ。大迫力の音で名場面の数々を堪能できましたね。
だいたい『ウッドストック』をはじめて観たのは確か1980年前後、東京の名画座(ギンレイホールだったかな?)でツェッペリン『永遠の詩(狂熱のライヴ)』との2本立てがはじめてで、その後は一回も観ていなかったはず。どうりでほとんどのシーンを憶えていなくて、演奏シーンを鮮烈に憶えていたのはジミヘンとテンイヤーズ・アフターくらい。思い出すというよりはあらためて新鮮な気持ちで観た、という感じです。CSNが結成2回目のライヴだったとかジョー・コッカーのバックはグリース・バンドだったとかキャンド・ヒートなかなかいいなとか、新たな発見もたくさんでした。
ディレクターズカットだったので初見のシーンも多くあったはずですが、全編通してあらためて貴重な記録のいい映画だったなぁ。1969年の夏というのは本当にミラクルなひとときだったということが、その後の時代を知る者としてひしひしと感じます。1969年という特別な年の音楽や社会については再び探求したいと思いました。あ、新しいレココレはまだ買ってないけどウッドストックを考えるにはかなり参考になりそうですね。
レコード・コレクターズ 2019年 09月号
今回の上映はもちろんウッドストック50周年を記念したものでしたが、音源リリース関連でもいろいろ出ている様ですね。特に凄かったのがRHINOからの38枚組CD!
約800ドルで一ヶ月前くらいにはまだ在庫ありましたが現在はSold Out。こういうボックスは買ってもなかなか聴かないのがお決まりなんですが、それでもちょっと欲しかったかなー。ちなみに、こちら ではデスクトップ&モバイル用の特製壁紙をフリーでダウンロードできます。僕はいまiPhoneの待ち受けで使ってますw
国内盤も出ている10枚組CDバージョンはまだ手に入りますね。
ウッドストック50周年記念スペシャル・ボックス [ (V.A.) ]
立川直樹さんの話の中で、CCRは映画にもサントラにも映像と音源の使用許諾を出さなくてあとで後悔していたという話がありましたが、音源はオフィシャルでつい最近リリースされました。僕はApple Musicでとりあえず聴いていますが、アナログも出ていて購入検討中ですー。
Live At Woodstock [12 inch Analog]
そんなこんなで、久々の『ウッドストック』であの時代に思いを馳せていますが、半世紀たったいまでもますます「愛と平和」は永遠のテーマだなとつくづく思いますよ。50年後の2069年の人たちはどういう気持ちで『ウッドストック』を観るのかね?
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映画『2001年宇宙の旅』70mm版とIMAXを観た
https://rockslim.blog.ss-blog.jp/2019-01-10
またまた久しぶりの更新です。2019年も明けて10日経ちましたが、今年もよろしくお願いいたします。今年になってまだレコ屋にも行ってなくてレコードも買っていない。昨年はレコード買い過ぎたと反省しているので今年は少し散財を減らしたいところであります。昨年買ったレコードでまたいろいろ書きたいところだけどまずは2018年の個人的趣味雑感などを少々。まず、昨年後半はよく映画を観に行きました。『カメラを止めるな』を見てからなんとなく映画館に出掛けるのが楽しくなってきた。2018年4月に始まったTBSラジオの『ライムスター宇多丸アフター6ジャンクション」の影響も大きかったかも。映画館にマメに行かなくなってからすでに20年くらい。もともとテレビ(ビデオやディスク)で映画を見るのがあまり好きではなかったので、映画からも遠のいていました。30年くらい前は東京に名画座やミニシアターがまだたくさんあったので大井武蔵野館とか銀座並木座とかシネヴィヴァンによく行ったんだよなぁ。昨年後半に劇場で見たのはランダムに・カメラを止めるな・七人の侍・2001年宇宙の旅・恐怖の報酬・ブルースブラザーズ・マッドマックス 怒りのデスロード・ツィゴイネルワイゼン・ボヘミアンラプソディ思い出せるところではこんなところかな。映画通からすればまったくたいした本数ではないけれどここ何年も1年に2〜3本しか行かなかった身としてはかなり映画館に足を運んだということになります。特に印象深かったのが『2001年宇宙の旅』。このとき国立映画アーカイブにはじめて行きました。以前のフィルムアーカイブには一度だけ行ったことがあったけどそれもずいぶんと昔の話(確か日本最古の時代劇かなんかだった)。国立映画アーカイブは公共施設で料金が安いのが良い。施設も綺麗で、チケットがぴあでネット購入できるのも◯。通常なら1本500円程度で名画が見られるのは貴重ですね。この『2001年』上映は世界を巡回している70mmフィルムでの特別上映でした(料金はちょっと高かった)。2001年の70mmといえば1979年にテアトル東京でも観た記憶がある。その時の上映がシネラマ方式だったかどうかは定かではないけどやたらとスクリーンがバカでかかった記憶はあります。映画館で2001年を見るのはそれ以来だ。国立映画アーカイブの上映は学芸員の前説があり字幕は別映写で画面下に出る特別なものでした。フィルム独特のあの質感を味..
映画
slimchance
2019-01-10T12:55:03+09:00
2019年も明けて10日経ちましたが、
今年もよろしくお願いいたします。
今年になってまだレコ屋にも行ってなくてレコードも買っていない。
昨年はレコード買い過ぎたと反省しているので
今年は少し散財を減らしたいところであります。
昨年買ったレコードでまたいろいろ書きたいところだけど
まずは2018年の個人的趣味雑感などを少々。
まず、昨年後半はよく映画を観に行きました。
『カメラを止めるな』を見てからなんとなく
映画館に出掛けるのが楽しくなってきた。
2018年4月に始まったTBSラジオの『ライムスター宇多丸
アフター6ジャンクション」の影響も大きかったかも。
映画館にマメに行かなくなってからすでに20年くらい。
もともとテレビ(ビデオやディスク)で映画を見るのが
あまり好きではなかったので、映画からも遠のいていました。
30年くらい前は東京に名画座やミニシアターがまだたくさんあったので
大井武蔵野館とか銀座並木座とかシネヴィヴァンによく行ったんだよなぁ。
昨年後半に劇場で見たのはランダムに
・カメラを止めるな
・七人の侍
・2001年宇宙の旅
・恐怖の報酬
・ブルースブラザーズ
・マッドマックス 怒りのデスロード
・ツィゴイネルワイゼン
・ボヘミアンラプソディ
思い出せるところではこんなところかな。
映画通からすればまったくたいした本数ではないけれど
ここ何年も1年に2〜3本しか行かなかった身としては
かなり映画館に足を運んだということになります。
特に印象深かったのが『2001年宇宙の旅』。
このとき国立映画アーカイブにはじめて行きました。
以前のフィルムアーカイブには一度だけ行ったことがあったけど
それもずいぶんと昔の話(確か日本最古の時代劇かなんかだった)。
国立映画アーカイブは公共施設で料金が安いのが良い。
施設も綺麗で、チケットがぴあでネット購入できるのも◯。
通常なら1本500円程度で名画が見られるのは貴重ですね。
この『2001年』上映は世界を巡回している70mmフィルムでの
特別上映でした(料金はちょっと高かった)。
2001年の70mmといえば1979年にテアトル東京でも観た記憶がある。
その時の上映がシネラマ方式だったかどうかは定かではないけど
やたらとスクリーンがバカでかかった記憶はあります。
映画館で2001年を見るのはそれ以来だ。
国立映画アーカイブの上映は学芸員の前説があり
字幕は別映写で画面下に出る特別なものでした。
フィルム独特のあの質感を味わうのは久しぶりだったし
なにしろ客が皆真剣に鑑賞しててとても静かだったのが印象的。
スクリーンへの没頭度がハンパない緊張感でした。
期間限定の70mm上映が終わった後には一般シネコンでの
IMAX上映もあり、それもTOHOシネマズ日比谷に行きました。
こちらは現代的な色調の映像で、これはこれでよかったかな。
どちらが良い、というよりは両方を体験できたのが貴重な体験でしたね。
2001年といえば、やはりその内容や意味に思いを馳せるところですが
ひとつの回答が明確に記述されている本もラジオで紹介され
観賞後にそれを読んでうんうんと大納得。その本とは....
映画の見方がわかる本 -『2001年宇宙の旅』から『未知との遭遇』まで
キューブリックの公開時インタビューやアーサー・C・クラークの
複数著書などからその意味を丁寧に読み解いていてとても参考になる。
町山智浩さんの映画解説はきらいな人もいるかもしれないけど
現在どの映画批評家よりも信頼に足る、とぼくは個人的に思っています。
IMAX上映の流れから最新の4Kリマスタ-版ブルーレイも発売されましたね。
2001年宇宙の旅 日本語吹替音声追加収録版(4K ULTRA HD+HDデジタル・リマスターブルーレイ)【4K ULTRA HD】
これも欲しいけど我が家は旧態依然のDVD環境のみなので我慢。
いずれ4Kも見てみたいですね。
あと、先日本屋に行ったらこんな雑誌も発売されていましたよ。
HiVi (ハイヴィ) 2019年 01月号 [雑誌]
パラパラっと中身見ましたがなかなかの特集です。
これもじっくりと読んでみたいですね。
そんなこんなで、今年もできればたくさん映画館で映画見たいけど
まずは娯楽よりも仕事優先で頑張りたい所存です。
また2018年の趣味活動から印象深いものを思い出したら
ピックアップして書いてみたいと思います。
あ、『ボヘミアン・ラプソディ』はまあまあでした。。
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細野晴臣「デイジーホリデー」小坂忠がゲストで、いい話。
https://rockslim.blog.ss-blog.jp/2018-09-26
またまた久々の更新になってしまいました。相変わらずレコードを買ったり落語に行ったり映画に行ったりしてます。2018年の自分の記録としてメモしておきたいことがたくさんあるので、時間があったらまた追っていろいろ書いてみよう。日中は仕事しながらずっとラジオを聞いているけど、一週間の間に聞きたい番組が多くてリアルタイムで追いきれないのでラジコのタイムフリーでも多くの番組を聞いてます。細野晴臣「デイジーホリデー」もそのひとつ。ほぼ毎週聞いているけど、特にゲストのある週は貴重な話が満載で自分にとって新しい音楽や文化にも出会えるので大切な情報源となっています。9月23日は小坂忠さんがゲスト。この回もご両人のファンにとっては知って嬉しい話が満載でした。細野さんが15年振りにバンドを離れて今一人でレコーディングしている話。1975年頃、細野さんと小坂さんが矢野誠氏のところへ挨拶に行った際に鈴木(矢野)顕子にはじめて会って『ほうろう』に参加してもらった話。チャック・レイニーの来日公演で小坂さんが歌うかもしれない話。ダニー・コーチマーやラス・カンケルをバックに「ほうろう」を歌った話。エイプリルフール時代の逸話(ZEP「Good Times Bad Times」演っていた)、はっぴいえんど結成前に細野・松本・小坂で新バンド結成するつもりだった話(これ有名)、ミュージカル『ヘアー』のオーディションで小坂さんのバックで細野さんがギターを弾いた話。2001年アルバム『PEOPLE』でのマッスルショールズ風演奏の話。などなど。。旧友にして音楽仲間の自然な音楽トークながらすべてが本人達の言葉で語られる日本ロック史の貴重な証言です。こういう発言の数々はきちんとアーカイブして後世に伝えたいですね。23日放送なので、30日中まではラジコのタイムフリーで聴けます。細野・小坂ファンで未聴の方はぜひぜひ聴いてみることをオススメします。来週もゲスト小坂忠で話の続き。楽しみだ。
ラジオ
slimchance
2018-09-26T12:48:59+09:00
相変わらずレコードを買ったり落語に行ったり映画に行ったりしてます。
2018年の自分の記録としてメモしておきたいことがたくさんあるので、
時間があったらまた追っていろいろ書いてみよう。
日中は仕事しながらずっとラジオを聞いているけど、
一週間の間に聞きたい番組が多くてリアルタイムで追いきれないので
ラジコのタイムフリーでも多くの番組を聞いてます。
細野晴臣「デイジーホリデー」もそのひとつ。
ほぼ毎週聞いているけど、特にゲストのある週は貴重な話が満載で
自分にとって新しい音楽や文化にも出会えるので大切な情報源となっています。
9月23日は小坂忠さんがゲスト。
この回もご両人のファンにとっては知って嬉しい話が満載でした。
細野さんが15年振りにバンドを離れて今一人でレコーディングしている話。
1975年頃、細野さんと小坂さんが矢野誠氏のところへ挨拶に行った際に
鈴木(矢野)顕子にはじめて会って『ほうろう』に参加してもらった話。
チャック・レイニーの来日公演で小坂さんが歌うかもしれない話。
ダニー・コーチマーやラス・カンケルをバックに「ほうろう」を歌った話。
エイプリルフール時代の逸話(ZEP「Good Times Bad Times」演っていた)、
はっぴいえんど結成前に細野・松本・小坂で新バンド結成するつもりだった話(これ有名)、
ミュージカル『ヘアー』のオーディションで小坂さんのバックで細野さんがギターを弾いた話。
2001年アルバム『PEOPLE』でのマッスルショールズ風演奏の話。
などなど。。
旧友にして音楽仲間の自然な音楽トークながら
すべてが本人達の言葉で語られる日本ロック史の貴重な証言です。
こういう発言の数々はきちんとアーカイブして後世に伝えたいですね。
23日放送なので、30日中まではラジコのタイムフリーで聴けます。
細野・小坂ファンで未聴の方はぜひぜひ聴いてみることをオススメします。
来週もゲスト小坂忠で話の続き。楽しみだ。
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SLY STONE "I Get High On You" プロモ7inch
https://rockslim.blog.ss-blog.jp/2018-08-03
7月某日、ディスクユニオンで1日限定・1000円以下商品半額セールがありしばらく中古レコード屋行っていなくてウズウズしていたので、行ってきました横浜関内店。ウチからおよそ1時間です。半額セールの案内は横浜店、横浜関内店、町田店の3店からありどこに行こうか迷いましたが、関内→横浜と2店ハシゴも出来そうなのでまずは関内から攻めました。かなり時間をかけて隅々まで物色していっぱい買ってしまったwロックと邦楽のLPレコードだけでも全部見るにはそれなりの量ですが、この日はジャズ、ソウル、レゲエ、そして各ジャンルの7インチも探索。おかげでドっと疲れてしまい購入したブツは配送依頼して横浜店にも行けず。でも、すべてを忘れて没頭してハイになれる楽しい時間でした。1000円以上のレコや値引き対象外の安レコもいくつか購入してしまった。サー・ダグラス・クインテットの60年代ベストのリイシュー盤とかスカタライツのジャマイカ盤とかテリー・リードの『リバー』US盤とか。半額盤含めおよそこんなラインナップ。国違い盤で持っているレコの2枚目もいくつかあったり高橋ジョージのトラブルがあったりと(笑)雑多な趣味丸だしですが。機会があれば、これらの盤についても書いてみます^^そして、7インチも何枚か買ったのですが、今回はその中の一枚を。スライ・ストーンの「アイ・ゲット・ハイ・オン・ユー」プロモ盤です。半額で、なんと175円!そんなに価値がないものなのか??EPICのカンパニースリーブ付き。本場アメリカ盤ですね。もはやピクチャースリーブがなくても7インチは愛おしいwマトリクスに「1A」とあるので、こちらがA面か。プロモ盤ならではのMONOミックス、これが嬉しい。マト「1B」なのでこちらがB面か。ステレオ・ミックス。レーベルにはAB面どちらにも「DEMONSTRATION NOT FOR SALE」表記あり。両面ともに収録時間は3:14と表記あるので元の音源は一緒でしょうね。プロモーション用として主にラジオ局使用を前提としてると思われるのでMONOミックスがA面扱いなのでしょう。収録アムバムはスライ&ファミリーストーンではなくスライ・ストーン名義の1975年ソロ『ハイ・オン・ユー』、そのタイトルナンバーがこのシングル曲。HIGH ON YOU [12 inch Analog]このアルバム、実は持っていなくてあまり聴いたこともありませんでした。今回あらためてサ..
中古レコード
slimchance
2018-08-03T14:00:35+09:00
しばらく中古レコード屋行っていなくてウズウズしていたので、
行ってきました横浜関内店。ウチからおよそ1時間です。
半額セールの案内は横浜店、横浜関内店、町田店の3店からあり
どこに行こうか迷いましたが、関内→横浜と2店ハシゴも出来そうなので
まずは関内から攻めました。
かなり時間をかけて隅々まで物色していっぱい買ってしまったw
ロックと邦楽のLPレコードだけでも全部見るにはそれなりの量ですが、
この日はジャズ、ソウル、レゲエ、そして各ジャンルの7インチも探索。
おかげでドっと疲れてしまい購入したブツは配送依頼して横浜店にも行けず。
でも、すべてを忘れて没頭してハイになれる楽しい時間でした。
1000円以上のレコや値引き対象外の安レコもいくつか購入してしまった。
サー・ダグラス・クインテットの60年代ベストのリイシュー盤とか
スカタライツのジャマイカ盤とかテリー・リードの『リバー』US盤とか。
半額盤含めおよそこんなラインナップ。
国違い盤で持っているレコの2枚目もいくつかあったり
高橋ジョージのトラブルがあったりと(笑)雑多な趣味丸だしですが。
機会があれば、これらの盤についても書いてみます^^
そして、7インチも何枚か買ったのですが、今回はその中の一枚を。
スライ・ストーンの「アイ・ゲット・ハイ・オン・ユー」プロモ盤です。
半額で、なんと175円!そんなに価値がないものなのか??
EPICのカンパニースリーブ付き。本場アメリカ盤ですね。
もはやピクチャースリーブがなくても7インチは愛おしいw
マトリクスに「1A」とあるので、こちらがA面か。
プロモ盤ならではのMONOミックス、これが嬉しい。
マト「1B」なのでこちらがB面か。ステレオ・ミックス。
レーベルにはAB面どちらにも「DEMONSTRATION NOT FOR SALE」表記あり。
両面ともに収録時間は3:14と表記あるので元の音源は一緒でしょうね。
プロモーション用として主にラジオ局使用を前提としてると思われるので
MONOミックスがA面扱いなのでしょう。
収録アムバムはスライ&ファミリーストーンではなくスライ・ストーン名義の
1975年ソロ『ハイ・オン・ユー』、そのタイトルナンバーがこのシングル曲。
HIGH ON YOU [12 inch Analog]
このアルバム、実は持っていなくてあまり聴いたこともありませんでした。
今回あらためてサブスクでチェックしたら、思いのほか良いではないですか!!
スライといえば『フレッシュ』までと勝手に決め込んでいたし
世間的にも低迷期のアルバムと言われがちですが(ですよね?)、
全盛期のファミリーストーン期のようなファンクとポップなナンバーが同居して
楽曲も全体にキャッチーで個人的には『暴動』『フレッシュ』より好きかも。
特にファンクナンバーでのこなれたスライ・マナーとも言えそうなアレンジは
どの曲もアッパーな気分になれてイイ。このLPも捕獲リストに入れて探します。
で、アルバム1曲目のこの曲はイントロからベースが唸るブリブリのファンクナンバー。
しかもこのプロモ盤はAB面にステレオ&モノ収録で聴き比べも楽しい。
特にMONOは輪郭ある音像で押し出し強くガツンとモア・ファンキーでグー。
7インチならではの迫力の音にも大満足の175円、
市場価値とは関係なく自分にとってはこの日一番の嬉しい収穫でありました。
ちょっと7インチ・プロモ盤の収集にハマりそうな予感w
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7月のライブ雑感 その2 ザ☆フランス座7 @浅草東洋館 2018.07.22
https://rockslim.blog.ss-blog.jp/2018-07-26-1
【7月22日 水道橋博士主催「ザ☆フランス座7」@浅草東洋館】博士主催の「ザ☆フランス座」は毎回ゲストを招いてその人の芸と歴史を紐解いていくトークライブ。いつもチケットが売り切れたり気づいたら終わっていたりしたけど今回は無事にチケット入手し観覧してきました。今回のゲストは、博士の兄弟子・たけし軍団のグレート義太夫さんと東京笑芸界の陰の立役者・ブッチャーブラザーズのぶっちゃあさん。この二人だったのでチケット売れてないという噂もありましたが(笑)当日は無事に満席でしたね。しかし東洋館の席は古いので狭い。。まずは義太夫さんの漫談から。ボーイズ協会に入ったとのことで寄席定席にも最近は出演しているそう。寄席芸的なギター漫談で会場は暖まる。次に、ぶっちゃあさんがアブドーラ・ザ・ブッチャーよろしく観客席の後方から上半身裸で乱入。これは博士の演出らしいw三人揃ったところでメインのトークライブへ突入。とにかく、1980年代以降の東京の笑芸界を陰で支え続けて来たぶっちゃあさんの逸話の数々が面白く且つ貴重な証言満載。伊集院光や爆笑問題がいつもラジオで語っているようにぶっちゃあさんが居てこそ東京のいまの芸人界があることがよく分かりましたね。いずれ、博士の界隈(メルマ旬報とか)でぶっちゃあさんの列伝でも連載していただいてゆくゆくは書籍化して欲しい。高田文夫先生の著作とともに貴重な東京演芸界の記録となることでしょう。あ、その高田先生も見に来ていたとビバリーで言っていた。お見かけしたかったなぁ。残念。ここのところ高田先生の話を生で聞く会に参加してないのでそちらもマメにチェックしなくちゃ。次のザ☆フランス座は10月開催。まだゲストは発表されていないけど、次も参加しよう。それまでにまだ読了していない「藝人春秋2」を読破しなければっ。
笑芸
slimchance
2018-07-26T14:13:32+09:00
博士主催の「ザ☆フランス座」は毎回ゲストを招いて
その人の芸と歴史を紐解いていくトークライブ。
いつもチケットが売り切れたり気づいたら終わっていたりしたけど
今回は無事にチケット入手し観覧してきました。
今回のゲストは、博士の兄弟子・たけし軍団のグレート義太夫さんと
東京笑芸界の陰の立役者・ブッチャーブラザーズのぶっちゃあさん。
この二人だったのでチケット売れてないという噂もありましたが(笑)
当日は無事に満席でしたね。しかし東洋館の席は古いので狭い。。
まずは義太夫さんの漫談から。
ボーイズ協会に入ったとのことで寄席定席にも最近は出演しているそう。
寄席芸的なギター漫談で会場は暖まる。
次に、ぶっちゃあさんがアブドーラ・ザ・ブッチャーよろしく
観客席の後方から上半身裸で乱入。これは博士の演出らしいw
三人揃ったところでメインのトークライブへ突入。
とにかく、1980年代以降の東京の笑芸界を陰で支え続けて来た
ぶっちゃあさんの逸話の数々が面白く且つ貴重な証言満載。
伊集院光や爆笑問題がいつもラジオで語っているように
ぶっちゃあさんが居てこそ東京のいまの芸人界があることが
よく分かりましたね。
いずれ、博士の界隈(メルマ旬報とか)でぶっちゃあさんの列伝でも
連載していただいてゆくゆくは書籍化して欲しい。
高田文夫先生の著作とともに貴重な東京演芸界の記録となることでしょう。
あ、その高田先生も見に来ていたとビバリーで言っていた。
お見かけしたかったなぁ。残念。
ここのところ高田先生の話を生で聞く会に参加してないので
そちらもマメにチェックしなくちゃ。
次のザ☆フランス座は10月開催。
まだゲストは発表されていないけど、次も参加しよう。
それまでにまだ読了していない「藝人春秋2」を読破しなければっ。
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7月のライブ雑感 その1 TAMTAM @渋谷WWW 2018.07.04
https://rockslim.blog.ss-blog.jp/2018-07-26
山下達郎ライブ以外に7月に出掛けて観た生もの雑感、その1。【7月4日 TAMTAM @渋谷WWW】日本の若手バンド「TAMTAM」については以前にも記事に書いた。https://rockslim.blog.so-net.ne.jp/2014-10-222014年ということはもう4年も前なのか。。だいぶ遠ざかっていたけど、ぴあかe+のメールでライブ開催を知りサクっとチケット取ってみて再びライブを観てきました。そのチケットの整理番号がなんと1番で(汗)さすがに若者の多いスタンディングの会場に一番乗りで待つのは辛いので開演15分前に到着し程よい位置を確保。渋谷WWWはだいぶ前に映画館だった時に何度か足を運んでいてライブハウスになってからもR&Rバンドのマックショウを観にきたことがあった。パルコの脇、スペイン坂を上がりきったところですね。ここは大きな段差の観覧スペースがいく層かあり非常に見やすい会場です。で、TAMTAM。ここ数年でバンド事情がかなり変化していたようでレゲエ/ダブのキモとも言うべきベースが脱退した模様。それと並行して追求する音楽性もより自由になり広範囲な現在進行形音楽のミクスチャーとなっていました。近年のインタビューでは「過去の曲は捨てた」とも言っており前に気に入っていた曲は演奏しなかったけど(ちょっと残念)、こういうバンドを追いかけていくのも楽しいかな、と思いました。今年の最新作はクールな今どきの海外ソウル/ヒップホップの音に近く僕にとっては超モダンな音でした。Modernluvレゲエの残り香のある2016年の前作の方が自分には好みかな。ニューポエジーまたライブがあったら行ってみよう。好きだった「クライマクス」を新アレンジで演ってくれたら嬉しいな。
音楽ライブ
slimchance
2018-07-26T13:38:54+09:00
【7月4日 TAMTAM @渋谷WWW】
日本の若手バンド「TAMTAM」については以前にも記事に書いた。
https://rockslim.blog.so-net.ne.jp/2014-10-22
2014年ということはもう4年も前なのか。。
だいぶ遠ざかっていたけど、ぴあかe+のメールでライブ開催を知り
サクっとチケット取ってみて再びライブを観てきました。
そのチケットの整理番号がなんと1番で(汗)
さすがに若者の多いスタンディングの会場に一番乗りで待つのは辛いので
開演15分前に到着し程よい位置を確保。
渋谷WWWはだいぶ前に映画館だった時に何度か足を運んでいて
ライブハウスになってからもR&Rバンドのマックショウを観にきたことがあった。
パルコの脇、スペイン坂を上がりきったところですね。
ここは大きな段差の観覧スペースがいく層かあり非常に見やすい会場です。
で、TAMTAM。
ここ数年でバンド事情がかなり変化していたようで
レゲエ/ダブのキモとも言うべきベースが脱退した模様。
それと並行して追求する音楽性もより自由になり
広範囲な現在進行形音楽のミクスチャーとなっていました。
近年のインタビューでは「過去の曲は捨てた」とも言っており
前に気に入っていた曲は演奏しなかったけど(ちょっと残念)、
こういうバンドを追いかけていくのも楽しいかな、と思いました。
今年の最新作はクールな今どきの海外ソウル/ヒップホップの音に近く
僕にとっては超モダンな音でした。
Modernluv
レゲエの残り香のある2016年の前作の方が自分には好みかな。
ニューポエジー
またライブがあったら行ってみよう。
好きだった「クライマクス」を新アレンジで演ってくれたら嬉しいな。
VIDEO
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山下達郎ツアー2018 @中野サンプラザ 2018.7.11
https://rockslim.blog.ss-blog.jp/2018-07-12
ここ10年くらいはコンスタントにツアーをしている山下達郎さんのコンサートに昨日行ってきました。昨年は行けなかったので2年振りの参加です。いままで観たのは神奈川県民ホールばかりだったけど今回は中野サンプラザに当たったのだ。達郎のサンプラザ公演は人気も高いので嬉しい♪ライブの大まかな流れは毎回だいたい一緒、これはご本人も言ってました。まだツアー前半なので、こんな辺境なブログでもあまりセットリストのことは書かない方がいいのかな。僕は好きな初期曲が聴けてよかったです。歌謡曲のセルフカバーも楽しかった〜この日は新曲シングルの発売日、その曲も生でやりました。ご本人はシュガーベイブ・テイストとおっしゃってましたよ。なかなかポップで良いですね!また来年もツアーあったら参加したいですね。今度はNHKホールで観てみたいです^^
音楽ライブ
slimchance
2018-07-12T21:00:08+09:00
山下達郎さんのコンサートに昨日行ってきました。
昨年は行けなかったので2年振りの参加です。
いままで観たのは神奈川県民ホールばかりだったけど
今回は中野サンプラザに当たったのだ。
達郎のサンプラザ公演は人気も高いので嬉しい♪
ライブの大まかな流れは毎回だいたい一緒、これはご本人も言ってました。
まだツアー前半なので、こんな辺境なブログでもあまりセットリストのことは
書かない方がいいのかな。僕は好きな初期曲が聴けてよかったです。
歌謡曲のセルフカバーも楽しかった〜
この日は新曲シングルの発売日、その曲も生でやりました。
ご本人はシュガーベイブ・テイストとおっしゃってましたよ。
なかなかポップで良いですね!
また来年もツアーあったら参加したいですね。
今度はNHKホールで観てみたいです^^
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感動の『ラストワルツ』@立川シネマシティ
https://rockslim.blog.ss-blog.jp/2018-07-06
先週書いた映画の話の続き〜。ザ・バンドの『ラストワルツ』のリバイバルが数ヶ月前から都内であり観たいなぁと思っていたもののずっと見逃していたところ、立川での爆音上映を知って行ってきました立川シネマシティ。映画の当日券は1,800円だけどシネマシティ会員になるとなんと1,000円で観られるので事前に有料会員登録して席予約。この映画館は面白そうな映画を常にピックアップしているので今後も通って有料会費分はペイできるだろう〜。ウチからは電車乗り継ぎ約1時間、結構遠いねー立川。シネマシティには昨年「ベイビー・ドライバー」を見にきてその時にいろいろ街も散策したので地理的には迷わず到着。『ラストワルツ』はもちろん以前から観てはいました。30年以上前にレーザーディスクで買ってそれでずっと鑑賞していて。いつしかLDもすたりプレーヤーも壊れて使えなくなり、DVD時代ににはソフトも買わなかったので観るのは超久しぶり。でも、オープニングからエンディングまで各シーンと音楽は体に染み付いております。なにしろ、登場するほとんどのアーティストの動く姿はこの映画ではじめて観て感激し、各曲もオリジナルよりもこのラストワルツのバージョンの方がしっくりくるくらい。学生時代の当時、ウチに友人達と集まってはロビー・ロバートソンのギターかっこいー、とかドクター・ジョンのピアノすげー、とかニール・ヤング汚ねー、とかヴァン・モリソンの衣装だせー、とか(笑)まあ飽きずに毎回盛り上がって観ておりましたです、ハイ。この30年の間にも劇場上映あったのかもしれませんが映画館で観るのは今回がはじめてでした。でかいスクリーンで観るラストワルツ、やっぱり最高でした^^ゲストも全員素晴らしいけれど、なんと言ってもザ・バンドの姿にグっときます。解散間近で微妙な人間関係だったこともありインタビュー時の各メンバーの複雑で物憂げな表情があらためて印象的ですが、それでも演奏時の各パートの個性的プレイとボーカル、バンドとしてのグルーヴには普遍的なあらがえない魅力があります。なんだかウルウルしました。細かく印象的なシーンを上げるときりがない(というか全シーン好き)ですがとにかく映画館で観られてよかった!と思えるラストワルツ鑑賞なのでした〜。そういえば、近年になってリリースされた40周年盤はアナログも出てるのねー。お高いのでApple Musicで聴いております。クラプトンとダンコのデュエット「A..
映画
slimchance
2018-07-06T13:52:35+09:00
ザ・バンドの『ラストワルツ』のリバイバルが数ヶ月前から都内であり
観たいなぁと思っていたもののずっと見逃していたところ、
立川での爆音上映を知って行ってきました立川シネマシティ。
映画の当日券は1,800円だけどシネマシティ会員になると
なんと1,000円で観られるので事前に有料会員登録して席予約。
この映画館は面白そうな映画を常にピックアップしているので
今後も通って有料会費分はペイできるだろう〜。
ウチからは電車乗り継ぎ約1時間、結構遠いねー立川。
シネマシティには昨年「ベイビー・ドライバー」を見にきて
その時にいろいろ街も散策したので地理的には迷わず到着。
『ラストワルツ』はもちろん以前から観てはいました。
30年以上前にレーザーディスクで買ってそれでずっと鑑賞していて。
いつしかLDもすたりプレーヤーも壊れて使えなくなり、
DVD時代ににはソフトも買わなかったので観るのは超久しぶり。
でも、オープニングからエンディングまで
各シーンと音楽は体に染み付いております。
なにしろ、登場するほとんどのアーティストの動く姿は
この映画ではじめて観て感激し、各曲もオリジナルよりも
このラストワルツのバージョンの方がしっくりくるくらい。
学生時代の当時、ウチに友人達と集まっては
ロビー・ロバートソンのギターかっこいー、とか
ドクター・ジョンのピアノすげー、とか
ニール・ヤング汚ねー、とか
ヴァン・モリソンの衣装だせー、とか(笑)
まあ飽きずに毎回盛り上がって観ておりましたです、ハイ。
この30年の間にも劇場上映あったのかもしれませんが
映画館で観るのは今回がはじめてでした。
でかいスクリーンで観るラストワルツ、やっぱり最高でした^^
ゲストも全員素晴らしいけれど、なんと言ってもザ・バンドの姿にグっときます。
解散間近で微妙な人間関係だったこともありインタビュー時の
各メンバーの複雑で物憂げな表情があらためて印象的ですが、
それでも演奏時の各パートの個性的プレイとボーカル、バンドとしてのグルーヴには
普遍的なあらがえない魅力があります。なんだかウルウルしました。
細かく印象的なシーンを上げるときりがない(というか全シーン好き)ですが
とにかく映画館で観られてよかった!と思えるラストワルツ鑑賞なのでした〜。
そういえば、近年になってリリースされた40周年盤はアナログも出てるのねー。
お高いのでApple Musicで聴いております。
クラプトンとダンコのデュエット「All Our Past Times」がイイ!
THE LAST WALTZ [12 inch Analog]
さて、当日は13:00からの「ラストワルツ」を観終えて
いざディスクユニオンへ。立川はDUがあるから好き。
たっぷりとアナログを見て500円以下のレコードを複数購入
(サンディ&サンセッツ、TERENCE BOYLANのAsylum盤、
クールス、WARなどなど)。
レコ漁りを堪能したところで、せっかく立川まで来て
会員にもなったのでもう一本映画を観ました。
十数年振りの映画のハシゴw
その一本とは『マッドマックス 怒りのデス・ロード』だ!!
(続く、かも)
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黒澤明『七人の侍』を映画館で観た
https://rockslim.blog.ss-blog.jp/2018-06-28
また久しぶりのブログ更新になっちゃった。相変わらずレコードはボチボチ買ってるけどなかなか腰を据えて書けないね。今月は、久しぶりに映画モード。人と話していて音楽映画の話になり話題は『シング・ストリート』へ。昨年映画館で見逃していたけどWOWOWから録っといたのを鑑賞。いやー、80年代リアルタイムの身としては懐かしく甘酸っぱい青春映画でした。デュラン・デュラン風、キュアー風などなど見事な音楽監修はあのDANNY WILSONのGary Clarkでした。サントラだけでも楽しめる素晴らしい内容なので必聴。アナログ・レコードも出てます。Sing Street [12 inch Analog]ちなみに、『シング・ストリート』を薦めてくれた美人さんに僕は『ベイビー・ドライバー』を薦めておきました。この映画も最高です^^あ、『七人の侍』の話だった。そう、『シング・ストリート』で映画自体を見たのが久々でやっぱり映画はいいなぁ、映画館で見たいなぁとなんとなくググってたら「午前十時の映画祭』という名画企画を全国でやっているのを知り、ちょうど6月中旬は黒澤明『七人の侍』だったので観に行ってみました。黒澤映画は80年代後半〜90年代前半くらいに回顧特集上映があった際にいくつか観たんだけど、なぜか初期作品や現代劇などばかり観て七人の侍、用心棒、蜘蛛巣城、椿三十郎などの超名画時代劇は観なかった。なぜだかは不明。いつでも観れると思ったのかな??『隠し砦の三悪人』だけは観て、面白くて感動したのにな。そんなこんなで、なんと初めて観た『七人の侍』でしたが。当たり前だけど、面白過ぎる大名画でしたw3時間以上ある大作だけど、休憩あるのが助かった^^;映画とかライブとか、最近はトイレの心配が常なので(泣)まあとにかく、画力、ストーリー、演出、キャラクター設定、演技、編集、美術、音楽と、すべてが力強く美しくムダが無い。内外問わず計り知れない影響を与えたのが観れば一発で分かりました。なんで今まで観なかったのか.... いや、死ぬ前に観れて良かった。素晴らしい映画体験でした。今回は、ららぽーと横浜で観たんだけどいくつか上映スクリーンがある中でもプレミアというスクリーンで、座席が大きく隣席との距離もありゆっくりと鑑賞できたのも◎。もう『七人の侍』は終わっちゃったけど、同じ名画上映企画でいまは『用心棒」、7月中旬は『椿三十郎』と黒澤映画が続くので、ぜひまたららぽー..
映画
slimchance
2018-06-28T12:50:03+09:00
相変わらずレコードはボチボチ買ってるけど
なかなか腰を据えて書けないね。
今月は、久しぶりに映画モード。
人と話していて音楽映画の話になり話題は『シング・ストリート』へ。
昨年映画館で見逃していたけどWOWOWから録っといたのを鑑賞。
いやー、80年代リアルタイムの身としては懐かしく甘酸っぱい青春映画でした。
デュラン・デュラン風、キュアー風などなど見事な音楽監修は
あのDANNY WILSONのGary Clarkでした。
サントラだけでも楽しめる素晴らしい内容なので必聴。
アナログ・レコードも出てます。
Sing Street [12 inch Analog]
ちなみに、『シング・ストリート』を薦めてくれた美人さんに
僕は『ベイビー・ドライバー』を薦めておきました。
この映画も最高です^^
あ、『七人の侍』の話だった。
そう、『シング・ストリート』で映画自体を見たのが久々で
やっぱり映画はいいなぁ、映画館で見たいなぁとなんとなくググってたら
「午前十時の映画祭』という名画企画を全国でやっているのを知り、
ちょうど6月中旬は黒澤明『七人の侍』だったので観に行ってみました。
黒澤映画は80年代後半〜90年代前半くらいに回顧特集上映があった際に
いくつか観たんだけど、なぜか初期作品や現代劇などばかり観て
七人の侍、用心棒、蜘蛛巣城、椿三十郎などの超名画時代劇は観なかった。
なぜだかは不明。いつでも観れると思ったのかな??
『隠し砦の三悪人』だけは観て、面白くて感動したのにな。
そんなこんなで、なんと初めて観た『七人の侍』でしたが。
当たり前だけど、面白過ぎる大名画でしたw
3時間以上ある大作だけど、休憩あるのが助かった^^;
映画とかライブとか、最近はトイレの心配が常なので(泣)
まあとにかく、画力、ストーリー、演出、キャラクター設定、
演技、編集、美術、音楽と、すべてが力強く美しくムダが無い。
内外問わず計り知れない影響を与えたのが観れば一発で分かりました。
なんで今まで観なかったのか.... いや、死ぬ前に観れて良かった。
素晴らしい映画体験でした。
今回は、ららぽーと横浜で観たんだけど
いくつか上映スクリーンがある中でもプレミアというスクリーンで、
座席が大きく隣席との距離もありゆっくりと鑑賞できたのも◎。
もう『七人の侍』は終わっちゃったけど、同じ名画上映企画で
いまは『用心棒」、7月中旬は『椿三十郎』と黒澤映画が続くので、
ぜひまたららぽーと横浜TOHOシネマズで観ようと思います。
『七人の侍』の熱やまず、つい黒澤明DVDコレクションも買ってしまった。
他の黒澤映画2タイトルも一緒に購入。
DVDで観返しながらデータや周辺情報も読み込んで
しばらくは黒澤映画の世界にどっぷりハマりたいと思います!
そして、映画熱も上昇中につき
今週はさらに二本を映画館で鑑賞してきました。
その話は近日アップ(できたらいいんだけど)。
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春のホール落語三昧
https://rockslim.blog.ss-blog.jp/2018-05-16
RSD2018の収穫の話でも書こうかと思いつつもう5月の中旬になっちゃった。RSDの件はまたゆっくり書きたいけど狙っていたブツはおよそ当日の午前中に入手できました。松原みきの12インチだけゲットできなかったかな。今日はGWから昨日までに足を運んだ落語会のメモを。三昧と書いたけど、2回だけですけどね。4月30日に地元で立川志の輔、昨日は同じ市内で柳家喬太郎・春風亭一之輔・桃月庵白酒の三人会。まずは志の輔師の独り会。と言いつつも、弟子の前座さんと中入り後の演芸があり師匠は新作と古典の二席です。演目。オリジナル新作の「ハナコ」は以前にも聴いたことあったかな。良くも悪くも日本人的な「あらかじめ」がテーマ。責任逃れの先手打ちの話は自嘲も込めて笑えました。志の輔師匠の新作は身近な話題でホントに面白いけど一方で古典はさすが名人、じっくり味わえますね。独り会で両方堪能できるのは贅沢で嬉しいです。なかなかチケットが取れないので数年ぶりの志の輔落語でしたがまた頑張ってチケット取ろう、と思いました〜。昨日の喬太郎・一之輔・白酒の三人会、ちょっとピンボケですけど演目です。白酒さんは名前はずっと気になっていたけどお初でした。ちょっと太めの体格らしいキャラクターで親しみやすい芸風。演目もキャラに合ってました。今度は寄席で見たいね。一之輔さんは今年2回目、ここ数年で一番足を運んでいるお気に入りの噺家さんですが、世間的にはもう若手No.1なのかな。昨日は先輩にはさまれていつもよりラフではっちゃけた印象。脱線も楽しく、こういう高座もまた見てみたいです。そして喬太郎師。10年前くらいに喬太郎さんはよく観たなぁ。久しぶりでしたが、やっぱり面白いよ喬太郎!特に枕は爆笑で、そのまま新作に突入と思いきやまさかの古典へ。あいかわらず師匠の演じる女は色っぽくてピカイチです。もっと喬太郎観るぞ、と誓ったトリ演目でありました。しかし落語はいいですなぁ。音楽ライブも演劇も今はチケットが高額で気楽に行けないけど落語なら人間国宝でも5000円以下で観られるもんね。音楽ライブの興奮や演劇の感動とはまた違う気楽なエンタテインメント、でも奥に「人間ってしょうがないねぇ」という業の肯定(c. 談志)。気楽にボチボチ生きていこうと思わせてくれる、これぞ大衆芸能。今年後半もできるかぎり落語観に行くぞー。
笑芸
slimchance
2018-05-16T13:20:02+09:00
もう5月の中旬になっちゃった。
RSDの件はまたゆっくり書きたいけど
狙っていたブツはおよそ当日の午前中に入手できました。
松原みきの12インチだけゲットできなかったかな。
今日はGWから昨日までに足を運んだ落語会のメモを。
三昧と書いたけど、2回だけですけどね。
4月30日に地元で立川志の輔、昨日は同じ市内で
柳家喬太郎・春風亭一之輔・桃月庵白酒の三人会。
まずは志の輔師の独り会。
と言いつつも、弟子の前座さんと中入り後の演芸があり
師匠は新作と古典の二席です。
演目。
オリジナル新作の「ハナコ」は以前にも聴いたことあったかな。
良くも悪くも日本人的な「あらかじめ」がテーマ。
責任逃れの先手打ちの話は自嘲も込めて笑えました。
志の輔師匠の新作は身近な話題でホントに面白いけど
一方で古典はさすが名人、じっくり味わえますね。
独り会で両方堪能できるのは贅沢で嬉しいです。
なかなかチケットが取れないので数年ぶりの志の輔落語でしたが
また頑張ってチケット取ろう、と思いました〜。
昨日の喬太郎・一之輔・白酒の三人会、
ちょっとピンボケですけど演目です。
白酒さんは名前はずっと気になっていたけどお初でした。
ちょっと太めの体格らしいキャラクターで親しみやすい芸風。
演目もキャラに合ってました。今度は寄席で見たいね。
一之輔さんは今年2回目、ここ数年で一番足を運んでいる
お気に入りの噺家さんですが、世間的にはもう若手No.1なのかな。
昨日は先輩にはさまれていつもよりラフではっちゃけた印象。
脱線も楽しく、こういう高座もまた見てみたいです。
そして喬太郎師。10年前くらいに喬太郎さんはよく観たなぁ。
久しぶりでしたが、やっぱり面白いよ喬太郎!
特に枕は爆笑で、そのまま新作に突入と思いきやまさかの古典へ。
あいかわらず師匠の演じる女は色っぽくてピカイチです。
もっと喬太郎観るぞ、と誓ったトリ演目でありました。
しかし落語はいいですなぁ。
音楽ライブも演劇も今はチケットが高額で気楽に行けないけど
落語なら人間国宝でも5000円以下で観られるもんね。
音楽ライブの興奮や演劇の感動とはまた違う気楽なエンタテインメント、
でも奥に「人間ってしょうがないねぇ」という業の肯定(c. 談志)。
気楽にボチボチ生きていこうと思わせてくれる、これぞ大衆芸能。
今年後半もできるかぎり落語観に行くぞー。
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具島直子のアルバム3タイトルがアナログ・レコードで再発!
https://rockslim.blog.ss-blog.jp/2018-04-17
今年のレコードストアデイで一番欲しいアイテムは具島直子「Candy」の7インチだと先日書きましたが、彼女の90年代のアルバム3タイトルも6月から8月にかけてアナログ・リイシューされますよ!現在タワレコのサイトには1stアルバムのデータのみ(ネット予約は終了)、Amazonにはまだデータがなく、3タイトルの予約ができるのはHMVのサイトで確認できてます。発売元がUniversalなので、ユニバの公式サイトでも予約できるかもね。各アルバムのジャケットはこんなんです。1st2nd3rd僕が彼女の音楽を知ったのはリアルタイムではなく15年くらい前で3枚とも中古盤CDで買って聴いていました。メロウで大人なAOR風サウンドと、落ち着いているトーンだけれど甘えてくるようなボイスがとても心地よく愛聴しております。何年か前から世間では和物AORも幅広く掘られるようになったのでいまはアナログ・リイシューも叶う人気盤になったのでしょうね。とにかく大きいジャケットとレコードで聴けるのは超嬉しいです^^Apple Musicを検索したら、1stと2ndはヒットしたので使える方はぜひフルアルバムで聴いてみて欲しいなぁ。RSDの7インチに収録される「Candy」松尾潔Remixは動画サイトで聴けます。このRemix、往年のグラウンドビートのようなリズムで気持ちいい。オリジナルの12インチは500枚限定で現在相場1.5〜2万円くらい(汗)やっぱり今回のRSD7インチ、欲しい。買えるといいな。。
新品レコード
slimchance
2018-04-17T13:05:33+09:00
具島直子「Candy」の7インチだと先日書きましたが、
彼女の90年代のアルバム3タイトルも6月から8月にかけて
アナログ・リイシューされますよ!
現在タワレコのサイトには1stアルバムのデータのみ(ネット予約は終了)、
Amazonにはまだデータがなく、3タイトルの予約ができるのは
HMVのサイト で確認できてます。
発売元がUniversalなので、ユニバの公式サイトでも予約できるかもね。
各アルバムのジャケットはこんなんです。
1st
2nd
3rd
僕が彼女の音楽を知ったのはリアルタイムではなく15年くらい前で
3枚とも中古盤CDで買って聴いていました。
メロウで大人なAOR風サウンドと、落ち着いているトーンだけれど
甘えてくるようなボイスがとても心地よく愛聴しております。
何年か前から世間では和物AORも幅広く掘られるようになったので
いまはアナログ・リイシューも叶う人気盤になったのでしょうね。
とにかく大きいジャケットとレコードで聴けるのは超嬉しいです^^
Apple Musicを検索したら、1stと2ndはヒットしたので
使える方はぜひフルアルバムで聴いてみて欲しいなぁ。
RSDの7インチに収録される「Candy」松尾潔Remixは動画サイトで聴けます。
このRemix、往年のグラウンドビートのようなリズムで気持ちいい。
オリジナルの12インチは500枚限定で現在相場1.5〜2万円くらい(汗)
やっぱり今回のRSD7インチ、欲しい。買えるといいな。。
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Record Store Day 2018、今年はどうしよう??
https://rockslim.blog.ss-blog.jp/2018-04-14
音楽話じゃなくカレー屋の話で止まっておりました(汗)ゆっくりレコードの話書きたいんだけどなー。まあとりあえず、更新しておこうと思います。今年のレコードストアデイ、いよいよ来週土曜日ですね。ネットでアイテムをいろいろ調べているのですが、サイトによって掲載アイテム数が違うので全貌がなかなか掴めないなぁ。オフィシャルサイト https://recordstoreday.com/Home 内にリンクのあるPDF をDLすれば(恐らく)全タイトルが表示されますが、写真のない文字リストなので見逃しもありそうです。日本のオフィシャルサイト http://recordstoreday.jp/ の「ITEM」ページには写真付きですが91タイトルしか表示がありません。和物中心でサイトの最下部に「東洋化成株式会社」のロゴがあるので東洋化成プレスの盤のみ掲載なのでしょうかね??割と参考になったのがHMVのサイト。トップから「record store day 2018」で検索すると写真&参考価格(HMVの販売価格)付きで212点表示されました。ここでチェックしてみたところ、今年は個人的に激欲しいアイテムがほとんどなかったのでちょっと残念ながらも散財も抑えられそうでひと安心w一応、リストアップしたのはled zeppelin 7"具島直子 7"pink floyd / 1st monodavid bowie / nowdavid bowie / liveramones / sundragon sessionsvan morrison / alternative moondanceneil young / roxyだいたいこんなところでしょうか。あとは現場で見て衝動的に欲しくなる物もあるかもね。僕の沿線で一番近いレコ屋は渋谷になるので昨年同様当日は朝9時開店のHMVから攻めてみようかと思います。HMV → タワレコ → レコファン、って感じかな。レコファンは一番安くて嬉しいけど少量争奪戦です。具嶋直子の7インチだけは絶対欲しいので頑張って店廻ります〜
レコ屋のこと
slimchance
2018-04-14T12:39:57+09:00
ゆっくりレコードの話書きたいんだけどなー。
まあとりあえず、更新しておこうと思います。
今年のレコードストアデイ、いよいよ来週土曜日ですね。
ネットでアイテムをいろいろ調べているのですが、
サイトによって掲載アイテム数が違うので全貌がなかなか掴めないなぁ。
オフィシャルサイト https://recordstoreday.com/Home 内にリンクのある
PDF をDLすれば(恐らく)全タイトルが表示されますが、
写真のない文字リストなので見逃しもありそうです。
日本のオフィシャルサイト http://recordstoreday.jp/ の「ITEM」ページには
写真付きですが91タイトルしか表示がありません。
和物中心でサイトの最下部に「東洋化成株式会社」のロゴがあるので
東洋化成プレスの盤のみ掲載なのでしょうかね??
割と参考になったのがHMVのサイト。
トップから「record store day 2018」で検索すると
写真&参考価格(HMVの販売価格)付きで212点表示されました。
ここでチェックしてみたところ、今年は個人的に激欲しいアイテムが
ほとんどなかったのでちょっと残念ながらも散財も抑えられそうでひと安心w
一応、リストアップしたのは
led zeppelin 7"
具島直子 7"
pink floyd / 1st mono
david bowie / now
david bowie / live
ramones / sundragon sessions
van morrison / alternative moondance
neil young / roxy
だいたいこんなところでしょうか。
あとは現場で見て衝動的に欲しくなる物もあるかもね。
僕の沿線で一番近いレコ屋は渋谷になるので
昨年同様当日は朝9時開店のHMVから攻めてみようかと思います。
HMV → タワレコ → レコファン、って感じかな。
レコファンは一番安くて嬉しいけど少量争奪戦です。
具嶋直子の7インチだけは絶対欲しいので頑張って店廻ります〜
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横浜カリー「アルペンジロー」@横浜伊勢佐木長者町
https://rockslim.blog.ss-blog.jp/2018-02-27
たまには外食した時の話でも書いてみよう。先の記事のYMO『テクノデリック』CDを買った2月某日、関内DUに行く前にまずは昼食をと思いいろいろ検索していて伊勢佐木長者町に評判の高いカレー専門店があるのを発見。ちょうどカレーづいていた時だったので、いざ初来店。横浜カリー「アルペンジロー」です。各サイトではかなりの高評価、スープカレーにステーキを合わせたカレーらしい。カレーも肉も食べたい時には絶好のコンビですね^^横浜市営地下鉄・伊勢佐木長者町駅から阪東橋方向に歩いて5〜6分、大きな看板が見えました。カレー店にしては結構大きめな店構え。店内入ってすぐはテーブル席のコーナーがあり、その左奥にガラス張りの大きなグリルを囲んでコの字にカウンター席が。カウンター広めでゆったり、椅子が低くて座りやすかったです。まずはハイネケンをオーダー。昼から飲むビールは、もちろん旨い(笑)ランプの奥に見えるのがグリルで、ここでこの店の売りの肉や魚貝を焼くようです。せっかくなのでサラダも頼んでみました。このサラダが、めっちゃ旨かった!オーダー正解!レタスなど葉物に人参、コーン、貝の形のパスタと牛ひき肉の洋風そぼろ(←なんて言うか分からん)そして半熟玉子。フレンチっぽいドレッシングにパルメザンチーズと胡椒がきいてます。またこのサラダを食べに行きたいくらい美味しいです^^ご飯はなんと飯ごうに入ってきますよ。全体に山小屋をイメージしている、ということですね。そしてメインのカレーが登場。この日のランチメニューで牛・豚・鶏の三種のカレー。豚と鶏はグリル、牛は赤ワイン煮込みでした。ほろほろの牛もいいけど、グリルの豚&鶏が美味しいです。スープカレー自体の辛さはオーダー時に選べます。「天国」というのが一番の激辛ランクでその下の「エベレスト」は一般家庭の辛口程度とのことでしたが、お初なので無難にエベレストのひとつ下の「アイガー」ランクにしてみました。結果、辛さはもっと上ランクでも良かったかな。きっとエベレストでも大人なら普通の辛さかなと思われます。そしてカレーのお味ですが、スパイス感とは別に結構甘みも多く感じました。全体にもっとガツンとくる刺激を想像してましたが、結構マイルドでしたね。北海道スタイルのスープカレーとは作り方が違うようですが僕はスープカレー自体にあまり馴染みが無いので違いはよく分からないです。家族で来てみんなで美味しいスープカレーを食べるならここの..
食事・料理
slimchance
2018-02-27T01:58:54+09:00
先の記事のYMO『テクノデリック』CDを買った2月某日、
関内DUに行く前にまずは昼食をと思いいろいろ検索していて
伊勢佐木長者町に評判の高いカレー専門店があるのを発見。
ちょうどカレーづいていた時だったので、いざ初来店。
横浜カリー「アルペンジロー」です。
各サイトではかなりの高評価、
スープカレーにステーキを合わせたカレーらしい。
カレーも肉も食べたい時には絶好のコンビですね^^
横浜市営地下鉄・伊勢佐木長者町駅から阪東橋方向に歩いて5〜6分、
大きな看板が見えました。カレー店にしては結構大きめな店構え。
店内入ってすぐはテーブル席のコーナーがあり、その左奥に
ガラス張りの大きなグリルを囲んでコの字にカウンター席が。
カウンター広めでゆったり、椅子が低くて座りやすかったです。
まずはハイネケンをオーダー。
昼から飲むビールは、もちろん旨い(笑)
ランプの奥に見えるのがグリルで、
ここでこの店の売りの肉や魚貝を焼くようです。
せっかくなのでサラダも頼んでみました。
このサラダが、めっちゃ旨かった!オーダー正解!
レタスなど葉物に人参、コーン、貝の形のパスタと
牛ひき肉の洋風そぼろ(←なんて言うか分からん)そして半熟玉子。
フレンチっぽいドレッシングにパルメザンチーズと胡椒がきいてます。
またこのサラダを食べに行きたいくらい美味しいです^^
ご飯はなんと飯ごうに入ってきますよ。
全体に山小屋をイメージしている、ということですね。
そしてメインのカレーが登場。
この日のランチメニューで牛・豚・鶏の三種のカレー。
豚と鶏はグリル、牛は赤ワイン煮込みでした。
ほろほろの牛もいいけど、グリルの豚&鶏が美味しいです。
スープカレー自体の辛さはオーダー時に選べます。
「天国」というのが一番の激辛ランクでその下の「エベレスト」は
一般家庭の辛口程度とのことでしたが、お初なので無難に
エベレストのひとつ下の「アイガー」ランクにしてみました。
結果、辛さはもっと上ランクでも良かったかな。
きっとエベレストでも大人なら普通の辛さかなと思われます。
そしてカレーのお味ですが、スパイス感とは別に結構甘みも多く感じました。
全体にもっとガツンとくる刺激を想像してましたが、結構マイルドでしたね。
北海道スタイルのスープカレーとは作り方が違うようですが
僕はスープカレー自体にあまり馴染みが無いので違いはよく分からないです。
家族で来てみんなで美味しいスープカレーを食べるなら
ここのお味は安心して子供も食べられるのでは、と思いました。
さらさらのカレーは好きでスープカレーの外食は久々だったので
ビールとサラダ含めおいしくいただきました。ごちそうさまでした。
今回は欲張って三種のお肉のカレーにしてみたけど、
次回はガッツリと大きい鶏肉ソテーのカレーをエベレスト以上の辛さで
食してみたいので、ぜひまた再訪しようと思います。
僕はグルメじゃないし舌が肥えている方では全くないので
お味の感想はあくまで個人的意見ですので、どうぞよしなに〜。
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YMO『テクノデリック』リイシューCD(TOCT-24239)
https://rockslim.blog.ss-blog.jp/2018-02-22
ブログ久しぶりです!9月以来更新が止まっておりました。。なんだか年末年始はバタバタと忙しかったなぁ。そうこうしているうちに、もう2月も終わりです(汗)で、レコードは相変わらずガンガン買ってますw久々だとどんな盤のことを書こうかなと思ったけど、なんだか最近急に聴き直したくなって衝動買いしたYMOのリイシューCDにしてみました。安かったんで、レコードじゃなくCDね。YMO / テクノデリック国内盤CD(1999年リイシュー盤)※帯なし東芝EMI TOCT-24239購入価格 250円(DU横浜関内にて)CDはオリジナルLPとジャケ違いでした。盤面は黄色。ブックレットより。このメンバー写真がオリジナルLPジャケでしたね。ブックレットより。1981年ツアーのステージ写真。このシリーズを見分けるには裏ジャケのデザインを憶えておこう。この1999年リイシュー盤のジャケット・ブックレットには松武秀樹さんと細野さんそれぞれのロングインタビューや年表が載っていたりして、資料性が高い価値あるリイシュー盤。聴きたかった音を安く聴けてライナーも読めて良かったです。なぜかここのところYMOに触れる機会が何度かあって、具体的にはBS12で金曜のド深夜にやっている「ザ・カセットテープ・ミュージック」のYMO特集を観たことと、2月12日の祝日にJ-WAVEでやっていたテイトウワと松武秀樹のYMOに関するインタビュー対談を聞いたから聴きたくなったのね、特に『BGM』と『テクノデリック』を。「ザ・カセットテープ・ミュージック」はマキタスポーツと評論家のスージー鈴木による歌謡曲探求テレビなんですが、これ毎回かなり面白いので録画して観ています。沢田研二特集も、とても良かった^^そして面白かったのがテイトウワ×松武秀樹のラジオ。ツイッターで事前に放送があるのを知ったのでアラームつけてしっかりリアルタイムで聞いたんですけどね。現役時代のYMOの一番近くにいた松武さんとYMOファンにしてメンバーとも交流あるテイさんの話はぼくは知らない事が多くて「へぇ〜」の連続でした^^;バカでかいタンス(シンセ)の話、オリジナルサンプラー開発の話、教授のプロフェット5の話、「ファイヤークラッカー」プロモ盤の音の違いなどなど、貴重なエピソード満載でした。そして、両方の番組でかかったのが『テクノデリック』収録の「体操」。やっぱりね、カッコいいんですよ、そのサウンド。『BGM』と..
日本のロック
slimchance
2018-02-22T13:18:22+09:00
9月以来更新が止まっておりました。。
なんだか年末年始はバタバタと忙しかったなぁ。
そうこうしているうちに、もう2月も終わりです(汗)
で、レコードは相変わらずガンガン買ってますw
久々だとどんな盤のことを書こうかなと思ったけど、
なんだか最近急に聴き直したくなって衝動買いした
YMOのリイシューCDにしてみました。
安かったんで、レコードじゃなくCDね。
YMO / テクノデリック
国内盤CD(1999年リイシュー盤)※帯なし
東芝EMI TOCT-24239
購入価格 250円(DU横浜関内にて)
CDはオリジナルLPとジャケ違いでした。
盤面は黄色。
ブックレットより。このメンバー写真がオリジナルLPジャケでしたね。
ブックレットより。1981年ツアーのステージ写真。
このシリーズを見分けるには裏ジャケのデザインを憶えておこう。
この1999年リイシュー盤のジャケット・ブックレットには
松武秀樹さんと細野さんそれぞれのロングインタビューや
年表が載っていたりして、資料性が高い価値あるリイシュー盤。
聴きたかった音を安く聴けてライナーも読めて良かったです。
なぜかここのところYMOに触れる機会が何度かあって、
具体的にはBS12で金曜のド深夜にやっている
「ザ・カセットテープ・ミュージック」のYMO特集を観たことと、
2月12日の祝日にJ-WAVEでやっていたテイトウワと松武秀樹の
YMOに関するインタビュー対談を聞いたから聴きたくなったのね、
特に『BGM』と『テクノデリック』を。
「ザ・カセットテープ・ミュージック」はマキタスポーツと
評論家のスージー鈴木による歌謡曲探求テレビなんですが、
これ毎回かなり面白いので録画して観ています。
沢田研二特集も、とても良かった^^
そして面白かったのがテイトウワ×松武秀樹のラジオ。
ツイッターで事前に放送があるのを知ったので
アラームつけてしっかりリアルタイムで聞いたんですけどね。
現役時代のYMOの一番近くにいた松武さんと
YMOファンにしてメンバーとも交流あるテイさんの話は
ぼくは知らない事が多くて「へぇ〜」の連続でした^^;
バカでかいタンス(シンセ)の話、オリジナルサンプラー開発の話、
教授のプロフェット5の話、「ファイヤークラッカー」プロモ盤の
音の違いなどなど、貴重なエピソード満載でした。
そして、両方の番組でかかったのが
『テクノデリック』収録の「体操」。
やっぱりね、カッコいいんですよ、そのサウンド。
『BGM』と『テクノデリック』は1981年当時は
その良さがぜんぜん分からなかったものですが、
その後ポストパンク〜ニューウェイヴをリアルタイムで聴いて
さらにエレポップとかワールド系とかジャーマンロックを聴くようになって
やっとその凄みが分かった、という後乗り組です。
ずっと前にLPレコードを中古で買ったはずだけど探すの面倒で
CDも確か初期盤を持っていたけどどこにあるか分からない〜、
それでタイミングよく今回のCDを250円で発見したので
思わず購入してしまった、というワケですね。
あらためてキチンと聴く『テクノデリック』、いいですねー。
シリアスでミニマルでインダストリアルでサイケデリック。
1981年のロックとして世界標準から見ても最高峰の音じゃないでしょうか。
今の時代に繰り返し聴いても十分に耐え得る音の構築美にシビれます。
突発的にやってきたYMOのマイブーム、
もう少し別の音源も掘って楽しもうかしら。
次は『BGM』だな。。
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XTC『スカイラーキング』国内LPレコード 28VB-1126
https://rockslim.blog.ss-blog.jp/2017-09-29
一年に何回かは必ず聴きたくなる、XTCで一番好きなアルバム『スカイラーキング』。国内盤中古レコードをゲットしました。XTC / Skylarking国内盤LPレコード 東芝EMI 28VB-1126購入価格 1,550円 ※帯&ライナー付き国内盤帯付きLP。昔に比べ帯にこだわりはなくなり帯無しでも盤質が良く「安価」なことの方が最近の購入では重要。歌詞&解説のインサート付き。盤面はMint!嬉しいwリムに"MFD BY TOSHIBA EMI LTD. IN JAPAN"マト末尾は1S/1S。A面に「6-YZ」と刻印あり、どんな意味?おちゃめなアンディさん。XTCをはじめて聴いたのはこのアルバムからだと記憶しています。1986年リリース時にはCDプレーヤーをまだ所有していなかったのでアナログ盤(つまり今回の盤と同じもの)を貸しレコードで借りてカセットテープにダビングして聴いていたのではないかなぁ。その後、初回ではない2回目プレスの国内盤CDを発売時に買ってさらにそのあとにUS盤LPを中古で買って聴いていましたが相変わらずそのLPが見当たらないので、今回また買ってしまいました。このアルバムはご存知トッド・ラングレンのプロデュースで録音時からリリース後、そして現在までも両者に確執あるのは有名な話。トッドの采配にアンディ・パートリッジはよほど我慢できなかったのかな。そんな曰く付きのこのアルバム、なぜかApple Musicに登録がありませんがアンディの意向によるものなのかは不明です。。当時、ぼくのトッド・ラングレンへの認識はかなり浅かったので同時代の英国バンドの新譜という意識で聴いたのだと思います。その後、XTCの他のアルバムは断片的に中古レコードを買って聴きこのアルバム以降は新譜でCDを買って聴きました。一方、トッドにはRhinoの再発(1987年頃)を契機にどっぷりハマり特に『Faithful』『Deface The Music』『Runt』あたりはいまでも超フェイバリットなアルバムです。多くの人がそうだと思いますが、ビートルズが大好きな人ならその影響下にあるトッド、そしてXTCの音楽も好きですよね。その二組がタッグを組んだアルバムなので、これはたまらんです。人間関係は壊れたかもしれないけど、ちゃんと完成させてリリースもしてくれたのはつくづく良かったと思います。それまでのXTCのアルバムからはパンク/ニューウェイヴ..
中古レコード
slimchance
2017-09-29T14:27:38+09:00
XTCで一番好きなアルバム『スカイラーキング』。
国内盤中古レコードをゲットしました。
XTC / Skylarking
国内盤LPレコード 東芝EMI 28VB-1126
購入価格 1,550円 ※帯&ライナー付き
国内盤帯付きLP。昔に比べ帯にこだわりはなくなり
帯無しでも盤質が良く「安価」なことの方が最近の購入では重要。
歌詞&解説のインサート付き。
盤面はMint!嬉しいw
リムに"MFD BY TOSHIBA EMI LTD. IN JAPAN"
マト末尾は1S/1S。A面に「6-YZ」と刻印あり、どんな意味?
おちゃめなアンディさん。
XTCをはじめて聴いたのはこのアルバムからだと記憶しています。
1986年リリース時にはCDプレーヤーをまだ所有していなかったので
アナログ盤(つまり今回の盤と同じもの)を貸しレコードで借りて
カセットテープにダビングして聴いていたのではないかなぁ。
その後、初回ではない2回目プレスの国内盤CDを発売時に買って
さらにそのあとにUS盤LPを中古で買って聴いていましたが
相変わらずそのLPが見当たらないので、今回また買ってしまいました。
このアルバムはご存知トッド・ラングレンのプロデュースで
録音時からリリース後、そして現在までも両者に確執あるのは有名な話。
トッドの采配にアンディ・パートリッジはよほど我慢できなかったのかな。
そんな曰く付きのこのアルバム、なぜかApple Musicに登録がありませんが
アンディの意向によるものなのかは不明です。。
当時、ぼくのトッド・ラングレンへの認識はかなり浅かったので
同時代の英国バンドの新譜という意識で聴いたのだと思います。
その後、XTCの他のアルバムは断片的に中古レコードを買って聴き
このアルバム以降は新譜でCDを買って聴きました。
一方、トッドにはRhinoの再発(1987年頃)を契機にどっぷりハマり
特に『Faithful』『Deface The Music』『Runt』あたりはいまでも
超フェイバリットなアルバムです。
多くの人がそうだと思いますが、ビートルズが大好きな人なら
その影響下にあるトッド、そしてXTCの音楽も好きですよね。
その二組がタッグを組んだアルバムなので、これはたまらんです。
人間関係は壊れたかもしれないけど、ちゃんと完成させて
リリースもしてくれたのはつくづく良かったと思います。
それまでのXTCのアルバムからはパンク/ニューウェイヴっぽさ
(=当時の現在進行形)とともに硬質で頑固な英国らしさのようなものが
ビシビシと感じられるのですが(それはそれで素敵)、
このスカイラーキングには英国ポップらしさはそのままながら
もう少し柔らかい・時代性を超越したものを感じます。
やはり米国のビートルズ好き=トッドの音作りマジックなのかな。
アンディは納得していなくとも、浮遊感あるこのアルバムのサウンドは
XTCのディスコグラフィのなかでも独特な雰囲気をかもしだしていて
それが他のアルバムよりもぼくがズブズブと引きづりこまれる理由かも。
前後してXTCは変名の THE DUKES OF STRATOSPHEAR 名義にて
まるで1967年風なアッパーなサイケアルバムをリリースしていますが、
スカイラーキングにはそれとは違うまどろんだソフトサイケデリア感覚がある。
じっくりと何度も聴きたくなるサウンドなんです。
虫の音からジワジワとフェードインするイントロのA-1から
シームレスで繋がるA-2のスロー〜ミディアムのオープニングは
アンディ曲〜コリン曲のメドレーで、まるでJとPのよう。
A-3はコリン、A-4はアンディのメロディックな曲。
曲、コーラス、アレンジ、ドラム音、ベース・フレーズなどなど
いたるところにそこはかとなく中期ビートルズ・フレーバーを感じます。
そしてB-1にXTCで一番好きな曲「Earn Enough For Us」が。
これのためにアルバム何回買っても良い、と思える程に大好きな曲。
ラストの三拍子、何度聴いてもゾクゾクします。
さて、『スカイラーキング』には位相違いがあったとのことで
2010年にエラー修正版が限定アナログにてリリースされました。
位相の修正が聴覚上どれほど違いを感じられるのか興味深い。
ジャケットは1986年当時にVirginに拒否されたというオリジナルデザイン。
CDなら容易に手に入ります。
SKYLARKING
また、2016年にはCD付きの2LP・45回転・200g盤という
スペシャルなリマスター・アナログも出てますね。これ欲しい。
SKYLARKING / 2LP + CD [12 inch Analog]
XTC『スカイラーキング』は僕の生涯の20枚に入るであろう、
それくらいに大好きなアルバムなのでした♪
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