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テレンス・ボイラン『スージーに贈る』国内盤LPレコード P-10836
昨日書いたスティーリー・ダン『うそつきケイティ』と一緒に買った
テレンス・ボイランのレコードについて今日は書いてみます。
ちなみに、この日は結構いっぱいレコード買っちゃったんだよね。。
TERENCE BOYLAN / Suzy
国内盤LPレコード ワーナー・パイオニア P-10836Y
購入価格 350円 ※帯付き・見本盤
ぼくがいつテレンス・ボイランのことを知ったのかは
どうも記憶にないなぁ、気づいたら名前くらいは知っていた。
で、以前に買った紙ジャケCDのライナーで詳細を認識したのかな。
2001年に出た「名盤の殿堂」シリーズで世界初CD化だった、
1969年のアルバム『エイリアス・ブーナ』。


エイリアス・ブーナ
60年代(学生時代?)にドナルド・フェイゲン&ウォルター・ベッカーと
バンドをやっていたらしく、この『エイリアス〜』には二人が全面参加。
それを知ってCD買ったけど、後のスティーリー・ダン的要素はほぼ皆無で、
グリニッチ・ヴィレッジ上がりのボイランらしいいかにもな60'sフォークロック。
悪くはないけど引っかかりもなく、ほどなくしてCDは売ってしまいました。
その後、ボイランは1977年に『TERENCE BOYLAN』をリリース。


テレンス・ボイラン
このアルバム、いまではAORの名盤として人気だそうです。
未聴だったので少しYouTubeで聴いてみたけど、
爽やかでメロウな77年当時の典型的なLAロック、という印象。
ジャクソン・ブラウン好きな人は聴いてみるといいかも。
フェイゲンも参加しているし、なかなかクオリティ高いので
このアルバムはまたアナログを掘ってみたいと思います。
さて、今回買ったのはその次のアルバムで1980年リリースのもの。
見本盤・帯付きで350円という破格値でしたが....

ジャケ右側に大きくカビ汚れあり、中央部分には目立たないがシミ汚れあり。
帯は端に折れ目と小さい切れ目などあり。ジャケは完全なB級品。

ライナー付き。解説と歌詞カードがあるのは嬉しい。


見本盤ホワイトレーベル。
一部有名レコのWLはいま高額になってますが、不人気盤の入手はたやすいw
と、ジャケはひどいが盤はWLで良好なので350円で大いに結構。
あとは肝心の音楽ですね。ぼくはこれ買うまで未聴でした。
1980年リリースということもあり、A面5曲目までは
当時のニューウェイヴの影響もあったであろうタイトなビートのモダンロック。
バックミュージシャンもそういう傾向の人たちなのかも。
A2でモロにレイラのギターフレーズを挿入してしまっているのがご愛嬌。
一方、A6からB面全編にかけてはテイストの異なるメロウなAOR作品。
前作からの流れでアルバム買った人はA面で失望→B面で安心、
という図が想像できます。それくらいテイストの違う作風が混在してました。
AORサイドの参加ミュージシャンは、ティモシー・シュミット、ジム・ゴードン、
ポール・ハリス、マイケル・オマーティアン、ヴィクター・フェルドマン、
ラリー・カールトン、マイク・ポーカロ、ジェイ・クレイドン、ドン・ヘンリー、
ドン・フェルダーなどなど、イーグルスなどのLA人脈やスティーリー・ダン周辺が
大挙参加しており演奏クオリティは間違いなし、という布陣。
リリース前に一度制作が頓挫しているとの記述がライナーにありましたが、
モダンポップとAORの二つの音の混在はどうやらそこから来ているのかも。
前作を引き継いだ音を念頭にAORサイドが作られたけど
本人は時流に乗ったモダンポップがやりたかった、とかその逆とか。
想像ですけどね、そんな経緯も垣間みられるちょっと複雑な感触のアルバムです。
幸いLPなので、AOR聴きたい時はB面、80'sモダンなLAロック聴きたい時はA面と
使い分けも容易なのがいいですな。
名盤ではないけど、それなりに味のあるB級ロックという感じなので
もし激安盤を見つけたら一度聴いてみるのもよろしいのではと思います♪
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テレンス・ボイランのレコードについて今日は書いてみます。
ちなみに、この日は結構いっぱいレコード買っちゃったんだよね。。
TERENCE BOYLAN / Suzy
国内盤LPレコード ワーナー・パイオニア P-10836Y
購入価格 350円 ※帯付き・見本盤
ぼくがいつテレンス・ボイランのことを知ったのかは
どうも記憶にないなぁ、気づいたら名前くらいは知っていた。
で、以前に買った紙ジャケCDのライナーで詳細を認識したのかな。
2001年に出た「名盤の殿堂」シリーズで世界初CD化だった、
1969年のアルバム『エイリアス・ブーナ』。
エイリアス・ブーナ
60年代(学生時代?)にドナルド・フェイゲン&ウォルター・ベッカーと
バンドをやっていたらしく、この『エイリアス〜』には二人が全面参加。
それを知ってCD買ったけど、後のスティーリー・ダン的要素はほぼ皆無で、
グリニッチ・ヴィレッジ上がりのボイランらしいいかにもな60'sフォークロック。
悪くはないけど引っかかりもなく、ほどなくしてCDは売ってしまいました。
その後、ボイランは1977年に『TERENCE BOYLAN』をリリース。
テレンス・ボイラン
このアルバム、いまではAORの名盤として人気だそうです。
未聴だったので少しYouTubeで聴いてみたけど、
爽やかでメロウな77年当時の典型的なLAロック、という印象。
ジャクソン・ブラウン好きな人は聴いてみるといいかも。
フェイゲンも参加しているし、なかなかクオリティ高いので
このアルバムはまたアナログを掘ってみたいと思います。
さて、今回買ったのはその次のアルバムで1980年リリースのもの。
見本盤・帯付きで350円という破格値でしたが....

ジャケ右側に大きくカビ汚れあり、中央部分には目立たないがシミ汚れあり。
帯は端に折れ目と小さい切れ目などあり。ジャケは完全なB級品。

ライナー付き。解説と歌詞カードがあるのは嬉しい。


見本盤ホワイトレーベル。
一部有名レコのWLはいま高額になってますが、不人気盤の入手はたやすいw
と、ジャケはひどいが盤はWLで良好なので350円で大いに結構。
あとは肝心の音楽ですね。ぼくはこれ買うまで未聴でした。
1980年リリースということもあり、A面5曲目までは
当時のニューウェイヴの影響もあったであろうタイトなビートのモダンロック。
バックミュージシャンもそういう傾向の人たちなのかも。
A2でモロにレイラのギターフレーズを挿入してしまっているのがご愛嬌。
一方、A6からB面全編にかけてはテイストの異なるメロウなAOR作品。
前作からの流れでアルバム買った人はA面で失望→B面で安心、
という図が想像できます。それくらいテイストの違う作風が混在してました。
AORサイドの参加ミュージシャンは、ティモシー・シュミット、ジム・ゴードン、
ポール・ハリス、マイケル・オマーティアン、ヴィクター・フェルドマン、
ラリー・カールトン、マイク・ポーカロ、ジェイ・クレイドン、ドン・ヘンリー、
ドン・フェルダーなどなど、イーグルスなどのLA人脈やスティーリー・ダン周辺が
大挙参加しており演奏クオリティは間違いなし、という布陣。
リリース前に一度制作が頓挫しているとの記述がライナーにありましたが、
モダンポップとAORの二つの音の混在はどうやらそこから来ているのかも。
前作を引き継いだ音を念頭にAORサイドが作られたけど
本人は時流に乗ったモダンポップがやりたかった、とかその逆とか。
想像ですけどね、そんな経緯も垣間みられるちょっと複雑な感触のアルバムです。
幸いLPなので、AOR聴きたい時はB面、80'sモダンなLAロック聴きたい時はA面と
使い分けも容易なのがいいですな。
名盤ではないけど、それなりに味のあるB級ロックという感じなので
もし激安盤を見つけたら一度聴いてみるのもよろしいのではと思います♪
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